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BIGBIG WON BLITZ2の接続モードとスティック精度を徹底解説。XinputとDSEモードの違いも

BIGBIG WON BLITZ2の接続モードとスティック精度を徹底解説。XinputとDSEモードの違いも

BIGBIG WON BLITZ2の接続モードやスティック精度は、実は“違い”を知るだけで使い心地が劇的に変わります。

この記事では、XinputとDSE for PC onlyモードの特徴や選び方、Apex Legendsのような人気FPSでどちらを選ぶべきかを分かりやすく解説。

何のことかわからない方も理解ができるよう、ポイントを絞ってまとめました。

「どの設定がベストなの?」と悩んだ時にすぐ役立つ内容なのでチェックしておきましょう。

標準版とTMRの違いについては下記ページでチェック
👉BIGBIG WON BLITZ2標準版とTMRの違い|どっちを選べばいいかわかります。

BIGBIG WON BLITZ2の接続モードについて

BIGBIG WON BLITZ2は、多機能&マルチプラットフォーム対応のコントローラー。

その特徴のひとつが「接続モードの切り替え」です。
使うゲーム機やPCによって最適な動作に簡単に切り替えできます。

BLITZ2の主な接続モード(3つ)

🎮 Xinputモード:
・Windows PCで“Xboxコントローラー”として動作
・Steam、Originなどほぼ全てのPCゲームで公式サポート

🎮 DSE for PC onlyモード(DualSense Edge互換)
・PCに“PS5純正コントローラー”として認識される
・Steam経由ならPSボタン配列や背面ボタン機能も使える
 ※ スティック精度や一部互換性に注意

🎮 Switchモード
・Nintendo Switch本体で使うとき専用
・Switchでは純正Proコントローラー互換で動作
・PCゲーム用途では基本的に使わない

使う機器や目的に合わせて接続モードを選ぶことで、最大限の快適さを引き出せます。

接続モードはどれを選べばいい?

BIGBIG WON BLITZ2をPCで使うとき、「Xinput」や「DSE for PC only」があるのでどれを選べばベストな選択なのか迷うと思います。

やや複雑ですが、かなり重要なポイントなので理解しておきましょう。

モード内部ADC精度PCへの出力段階数
共通仕様12bit(4096ステップ)
XInput約1,250段階(実測)
DSE256段階(8bit)

結論から言うと、Apex LegendsをはじめとするPCゲームでは「Xinput」モードを選ぶのが最適

その理由をわかりやすく説明します。

「Xinput」モードを選ぶべき理由

Xinputモード

  • Apex Legendsなどを含む多くのゲームは「Xinput」(=Xboxコントローラー互換)を公式サポートしている
  • Xinputモードのスティックの入力精度は約1,250段階(11bit相当)と細かい。
    (繊細なエイムやキャラ操作も滑らかに反映されます。)
    参考:Gamepadlaレビュー・実測値(海外検証サイトによる実測)
  • WindowsやSteam、Originなど、どのプラットフォームでも認識・動作トラブルが起こりにくい

DSE for PC onlyモード

  • DSEモードとは、コントローラーを「DualSense Edge(PS5用)」としてPCに認識させるモード
  • DSEモードのスティック精度は256段階(8bitとXinputより粗い
    (=細かいエイムやスムーズな動作がやや劣る)
  • ボタンや機能が正しく動作しないなど接続不備が起こる可能性がある

Xinputは公式仕様、互換性、入力精度の全てで最も安定しています。

DSEモードは12bit精度(4096段階)という情報について

DSEモードは12bit精度(4096段階)という情報も見かけましたが、この点について説明しておきます。

BLITZ2の公式サイトには「12bit高精度ジョイスティック搭載」の記載がありますが、これはハードウェア的に4096段階で入力を検出できるという仕様を示しています。

ですが、DSEモードではBLITZ2はPCに「DualSense Edge」として認識されます。

この場合、「12bit精度(4096段階)」というのはあくまで内部の検出精度に過ぎず、実際にPCと通信する際の精度とは異なります。

DSEモードでの実際の出力は8bit(256段階)です。

ようするに、ジョイスティックの動きを4096段階で検出していても、DSEモードではPCへは256段階でしか情報が送信されません。

「DSEモードは12bit精度で動作する」という情報は誤解で、正しくは「内部では12bitで検出しつつ、出力は8bitに変換されてPCに送られている」ということになります。

「Gamepadla」などのコントローラー検証サイトでも、DSEモードでBLITZ2を使用した場合「256段階(片側128ステップ)しか検出できない」と記録されていました。
💡参考:Gamepadlaによる実測テスト

BIGBIG WON BLITZ2のスティック精度設定の意味とは?

少し複雑ですが、理解すればこの設定項目の重要さがわかりますので是非理解しておきましょう。

🎮スティック精度設定とは:
スティックを動かしたときに“どれだけ細かくゲームに伝わるか”を決める設定。

アプリの数値(アダプティヴ、32、64、128、256)でその細かさを決められます。

BIGBIG WON Blitz2ではスティックを左右(または上下)に最大まで倒すと、内部的に「65536段階」で入力が認識されます。
画像例:(中心が0となっており、右方向最大:+32768、左方向最大:-32768)

アプリの「スティック精度設定」では、この65536の数値をいくつのステップ(段階)で分けて使うかを決めます。

例えば上の画像は「32」で設定した場合の最も0に近い最低の数値です。
「256」に設定した場合は、最低の数値が「256」となります。

数値は小さいほど細かい高精度の操作ができ、数値が大きいほど精度が低い操作になるという事です。

ようするに、「65536」を設定した数値で割ることでステップ数(段階)が導き出せます。

精度設定段階数値と詳細
アダプティヴ自動最適化モード
入力感(操作感)に一貫性がないのでおすすめしない
322048段階 (65536÷32)
超なめらか・高精度
641024段階 (65536÷64)
PS5やXbox並み
256256段階 (65536÷256)
粗い

おすすめの選択肢は「32」ですが、「64」もPS5やXboxの純正コントローラーの段階と同程度と言われているので使いやすいです。

注意点!

精度が高い「32」を選べばいいと思いそうですが、実際に試して判断した方が良いです。
APEXであれば、射撃場で腰打ちなどでの当て感をチェックしてみてください。

ボットに対して追いつかないようであれば「64」ボットを追い越してしまうようだったら「32」にするように設定すればより精度が増すでしょう。

BLITZ2のポーリングレート設定とエイムアシストの関係は?

BIGBIG WON BLITZ2は、ポーリングレートを最大2000Hzまで細かく設定できます。

一部ユーザーからは500Hzにしたほうがエイムアシストが強く感じるといったコメントも見られましたが、その点についてもみておきましょう。

ポーリングレートによる影響とは?

ポーリングレートを上げると理論上はPCの処理負担が増えますが、現代のPCであれば1000Hz程度ではほとんど問題はないでしょう。

ポーリングレートの違いや影響

高いポーリングレートの場合:
エイムアシストが“ヌルヌル”と滑らかに感じたり、逆に“引っかかり”が減ったように感じる可能性がある。

低いポーリングレートの場合:
ポーリングレートが低いと、「エイムアシストが急に強くなった/弱くなった」と感じやすい。

ただし、システム的に有利・不利が劇的に変わるわけではなく、あくまで体感の話なので注意。

エイムアシストの「体感」への影響は事実?

ポーリングレートを高くすると操作の応答速度が理論上速くなりますが、エイムアシストの体感に影響がある可能性はあります。

前提としてエイムアシストが効きやすくなるという事はありません。

ポーリングレートが高いほどコントローラーの細かい動きがそのままゲームに伝わるので、エイムアシストの補正が「滑らかになりすぎて」引っかかりが弱く感じるのかもしれません。

複数の設定項目から自身で試したうえで調整してみてください。

Apex Legendsでの最適な設定例

BLITZ2をApex Legendsで使用したいと考えている方が多いと思いますので、最適な設定例を参考までにまとめておきます。

おすすめの設定

接続モード:Xinput

ステップ精度設定:32もしくは64がおすすめ
・「32」:超高精度。繊細なエイムがしやすい(上級者向け)
・「64」:安定感と滑らかさのバランスが良い(多くの人におすすめ)
 ※まず「64」を軸にで試してみて、追いエイムが遅く感じる場合は「32」へ変更して調整してみてください。

ポーリングレート設定:500~2000Hzいずれか
レスポンス最優先なら2000Hzですが、アシストが強く感じやすい可能性も考慮すると実際に試して判断すべき!

よくある質問

どの接続モードが一番おすすめですか?

A. Apex LegendsやほとんどのPCゲームでは「Xinput」モードが最適です。
理由は互換性・入力精度・安定性すべてが一番優れているからです。

DSE for PC onlyモードでApexをプレイしても大丈夫?

A. 動作は問題なくできますが、スティックの入力精度が256段階(8bit)に制限されるため繊細なエイムにはやや不向きです。
Apexで快適にプレイしたいならXinput推奨。

スティック精度設定はどれを選べばいい?

A. まずは「64」がおすすめ。より繊細な操作がしたい場合は「32」にして射撃訓練場で違いを試してみてください。

PS5やPS4の純正コントローラーは使用できる?

PS4やPS5コントローラー(DualSense/DualSense Edge)単体では、BLITZ2の設定アプリは使えません。
Appが対象としているのはあくまでBLITZ2本体などのBIGBIG WON製コントローラーのみ

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