エアコンやテレビ、照明をスマホで操作できるTP-Linkよりリリースされている「Tapo H110」。
設定は初心者でも驚くほど簡単で、iPhoneのコントロールセンターからも操作可能です。
この記事では実際の使用感や便利機能をレビューし、購入前の疑問を解消します!
TP-Link様より提供のもと、記事を執筆しています。
TP-Link Tapo H110レビュー|製品情報

公式サイト:TP-Link / 公式X:@tplinkjapan
製品ページ:「Tapo H110」
Tapo H110は、自宅の赤外線リモコン対応家電をまとめて管理できるオールインワンスマートハブです。
Wi-Fi(2.4GHz)やSub-1GHz通信を搭載し、さらに最新規格のMatterにも対応しており、Apple HomeやGoogle Home、Amazon Alexaといった主要プラットフォームとスムーズに連携できます。
価格は約3,980円と手頃で、初めてスマートホームを試す方に最適。
低価格ながらも機能は充実しており、コスパの高さが際立ちます。
Tapo H110の基本スペックと特徴


スペックをざっと整理するとこんな感じです👇
項目 | 内容 |
---|---|
通信方式 | Wi-Fi(2.4GHz)、赤外線、Sub-1GHz |
対応デバイス | 18種類の家電カテゴリ、8,000以上のブランド |
音声操作 | Siri・Alexa・Googleアシスタント対応 |
アプリ操作 | 外出先から遠隔オン/オフ |
自動化機能 | スケジュール・タイマー・GPS連動 |
特殊機能 | 93dBチャイム(アラーム・通知音に活用可) |
価格 | 約3,980円 |
操作方法の多様さも魅力です。
- 音声アシスタント対応:声でライトやエアコンをオンオフ
- アプリ遠隔操作:外出中でもワンタップで制御
- スケジュール設定:帰宅時に自動でテレビや照明をオン
- GPS連動機能:スマホの位置情報と連動して操作
💡ポイント:リモコンとハブが1つにまとまっているから、複数リモコンの煩雑さから解放されます。
封入物は以下のようになっています。

Tapo H110 × 1
3M両面テープ× 1
USB-Cケーブル(C to Aタイプ)× 1
かんたん設定ガイド
価格・コスパ比較(SwitchBotとの違いも解説)
コスパを重視するなら、Tapo H110はかなり有力候補になります。
製品名/価格 | 主な特徴 |
---|---|
Tapo H110 約3,980円 | Matter対応・GPS連動・スケジュール管理・93dBチャイム |
SwitchBotハブ2 約9,980円 | 温湿度センサー内蔵・「指ロボット」と連携可能 |
価格差は半額以上。
Tapo H110は必要な機能を押さえつつ、初心者が扱いやすいシンプルさが強みです。
一方、SwitchBotは「温湿度センサー」や「物理スイッチ操作」といった追加機能に強みを持っています。
つまり、
- Tapo H110 → コスパ重視&赤外線家電をまとめたい人向け
- SwitchBotハブ2 → センサーや拡張性を重視する人向け
初心者には「Tapo H110」、より高度なスマートホームを組みたい人には「SwitchBotハブ2」という選び方が分かりやすいですね。
Tapo H110でできること|家電のスマホ操作や自動化
Tapo H110を導入すると、これまで赤外線リモコンでしか操作できなかったテレビ・エアコン・照明などを、スマホや音声でまとめて管理できます。
さらにスケジュールや条件を組み合わせて、自動化シナリオを作れるのも大きな魅力です。
家電をスマホでまとめて管理&操作

Tapo専用アプリを使えば、エアコン・テレビ・照明をスマホ1台でスムーズに操作可能。
実際に使ってみると、アプリ上での電源オンオフや温度設定が即座に反映され、外出先からでも操作できるのはかなり便利です。
特にiPhoneユーザーにうれしいのが、コントロールセンターやウィジェット追加。
アプリをわざわざ開かなくてもサッと操作でき、日常の快適度が一気にアップしますよ。
操作方法 | 利便性 |
---|---|
アプリ操作 | 外出先からでもエアコンや照明を制御可能 |
ウィジェット | アプリを開かずにワンタップ操作 |
音声操作 | Siri・Alexa・Googleアシスタント対応 |
💡ポイント:リモコンを探す手間がなくなり、スマホ1台で家中の家電を操れる手軽さが大きな魅力です。
家電を自動化することも可能
Tapo H110はセンサーやGPSと連動して、自動化シナリオを作成できます。
例えば「外出時に照明をオフ」「帰宅時にエアコンをオン」といった設定が可能です。
温湿度センサーと組み合わせれば、室温が一定以上になったら自動で冷房を起動するなど、省エネにも効果的。
シーン | 設定例 | 使用機能・センサー |
---|---|---|
帰宅時 | エアコン・照明を自動オン | GPS連動 |
外出時 | テレビやエアコンを自動オフ | GPS連動 |
夏の暑い日 | 室温28℃以上で冷房起動 | 温湿度センサー(T310/T315) |
夜間の廊下 | モーション検知で照明オン | モーションセンサー(T100) |
防犯対策 | 動きを検知したらカメラ起動 | モーションセンサー+Tapoカメラ |
- 外出を検知したら照明を自動オフ
- 帰宅したらエアコンを自動オン
- 室温が一定以上になったらエアコン起動
毎日の習慣を自動化することで、省エネにもなりつつ「気づいたら快適になっている暮らし」を実現することもできます。
導入手順|Tapo H110の設定は初心者でも簡単
Tapo H110は、「スマートホームは難しそう…」と感じる人でも安心して使えます。
取扱説明書も日本語でわかりやすいです。
専用アプリをスマホに入れ、「Tapo H110」本体をUSBで接続するだけで自動的に検出され、あとはガイドに従って進めるだけでした。
Wi-Fi設定やアカウント連携も数分で完了するので、初心者でも迷わず導入できます。
アプリでの初期設定とWi-Fi接続

導入はたったの3ステップ👇
- スマホにTapoアプリをインストールして起動
- Tapo H110の電源を入れると自動でデバイスを検出
- Wi-Fi(2.4GHzのみ対応)を選んで接続
すでにTapoシリーズを使っている人なら、ネットワーク情報をそのまま流用できるのでさらにスムーズです!
設定に特別な知識は不要。
アプリの指示通りに進めるだけで、あっという間に完了します。
リモコン登録の流れやカスタマイズ方法
リモコン家電の登録もとても簡単でした。

- アプリで「デバイス追加」を選択
- 登録したい家電を選ぶ
- リモコンのボタンをH110に向けて押すだけ
自動判別機能が推奨リモコンを表示してくれるので、基本操作はすぐ可能になります。

もし一部のボタンが反応しない場合でも、カスタマイズ機能で追加登録できるため、古いリモコンでも問題ありません。
実際私のエアコンも20年ほど前のかなり古い製品ですが、問題なくスマホでの操作ができました。
家電 | 登録方法 | カスタマイズ対応 |
---|---|---|
エアコン | ボタンをH110に向けて送信 | 温度設定や特殊ボタンを追加可能 |
テレビ | 電源ボタンで判別 | チャンネル/音量ボタンを調整可能 |
照明 | ON/OFF登録 | 明るさ調整などを追加登録 |
iPhoneからの操作|コントロールセンターに追加する方法

iPhoneユーザーにうれしいのが、Apple Homeを使うことでコントロールセンターやホーム画面にショートカットを追加できることです。
例えば、Tapoアプリで「エアコンON」などをショートカット登録しておけば、アプリを開かなくてもワンタップで操作可能。
手順は以下のとおりです。

Tapoアプリで「Tapo H110」を選択し、画像右上のボタンをタップ

画像の「Matterに紐づけ」を選択してQRコードを出す。

この画面のQRコード下にある数字をコピーするなどしてメモしておく。

iPhoneのホームアプリを開き、「+」をタップして「アクセサリを追加」を選択する。

QRコードの場合はそのままQRコードを読み込む。
コードの場合はアクセサリを追加画面にある「そのほかのオプション~」をクリック。

「近くにあるアクセサリ」の欄に「Tapo Smart loT & IR Hub」を選択し、「設定コード」へ先ほどコピーまたはメモした数字を入力する。
この工程を済ませることで、コントロールセンターへ追加することができます。
便利ポイント:
日常的に使う家電ほど、ショートカット追加で操作性が格段にアップ!
毎回アプリを開くのは意外と手間なので、コントロールセンターから操作できるのは必須ポイントでしょう。
家電の自動化について
Tapo H110の大きな魅力は単なるリモコンの代替ではなく、暮らしに自動化の仕組みを取り入れられることです。
スケジュールや条件を組み合わせることで、
- 帰宅時に自動で照明を点灯
- 外出時にエアコンをオフ
- 夜になったらテレビをオフ
といったシナリオを自由に設定できます。
特に温湿度センサー(Tapo T310/Tapo T315)と組み合わせれば、
「室温が28℃を超えたら自動でエアコンON」
といった自動化も可能。
これにより、快適性と省エネの両立も実現できます。
自動化シーン | 実行例 | メリット |
---|---|---|
帰宅時 | 照明を自動点灯 | 暗い玄関でも安心 |
外出時 | エアコンをオフ | 電気代を節約 |
夏場 | 室温28℃以上で冷房起動 | 快適+省エネ |
就寝時 | 夜間にテレビオフ | つけっぱなし防止 |
対応リモコンや対応エアコンについて
Tapo H110は、18種類の家電カテゴリー・8,000以上のブランドに対応しています。
テレビ、エアコン、照明、セットトップボックスなど幅広い機器をカバー。
特にエアコンは主要メーカーをサポートしており、古いモデルでも赤外線リモコンで動作する機器なら登録可能です。
※私の20年近く前のエアコンもスマホで操作可能になりました。
さらに、互換性データベースは3カ月ごとに更新されるため、新しいエアコンや最新家電にも順次対応が広がっていきます。
安心ポイント:もし自動判別で認識されなくても、手動でリモコンのボタンを学習させられるので安心です。
項目 | 内容 |
---|---|
対応カテゴリ | 18種類(テレビ・エアコン・照明など) |
対応ブランド | 8,000以上 |
エアコン対応 | 主要メーカー+古い赤外線タイプもOK |
データ更新 | 3カ月ごと |
学習機能 | 自動判別不可でも手動登録可能 |
便利機能まとめ|スケジュール・GPS連動・チャイム機能
Tapo H110には、日常をぐっとラクにしてくれる便利機能が盛りだくさん。
- スケジュール&タイマー:生活リズムに合わせて自動で家電をオンオフ
- GPS連動:外出や帰宅に合わせて機器を制御
- 93dBチャイム機能:防犯アラームや通知用として活用可能
これらを組み合わせることで「家電の消し忘れ防止」「電気代の節約」「快適な住環境」をまとめて実現できます。
外出・帰宅に合わせた自動化シナリオ
Tapo H110はスマホのGPSと連動できるので、外出・帰宅に合わせて自動で家電を制御できます。
例えば👇
- 外出時:エアコンや照明を自動でオフ
- 帰宅時:エアコンをオンにして部屋を快適に
- 夜間帰宅:照明を点けて安心感アップ
帰宅直前にエアコンを起動しておけば、ドアを開けた瞬間から快適な温度で過ごせます。
シーン | 動作 | 効果 |
---|---|---|
外出 | エアコン・照明をオフ | 電気代節約・安心 |
帰宅直前 | エアコンをオン | 快適な室温を確保 |
夜間帰宅 | 照明をオン | 安心感+利便性 |
温湿度センサーとの連携で省エネ生活
Tapoスマート温湿度計(Tapo T310/Tapo T315)を組み合わせると、部屋の環境に応じた自動制御が可能になります。
- 夏場:「28℃を超えたら冷房をオン」
- 冬場:「18℃を下回ったら暖房をオン」
このように細かい条件を設定できるので、省エネと快適性を両立できます。
季節 | 条件/動作 |
---|---|
夏 | 室温28℃以上 / 冷房をオン |
冬 | 室温18℃以下 / 暖房をオン |
💡省エネのコツ:自動化で電気の無駄を防ぎつつ、体感的にも快適な温度をキープできます。
実際に使ってわかったメリットと注意点
実際にTapo H110を導入してみると、スマートホーム化のハードルが想像以上に低いことが分かります。
特にエアコンや照明をスマホや音声で簡単に操作できる快適さは、一度体験すると手放せません。
ただし、設置環境や電源準備といった注意ポイントもあるので、ここで整理しておきます。
設定の簡単さとアプリの使いやすさ
Tapo H110は初期設定がとにかく簡単。
- アプリを入れて電源を入れるだけで自動検出
- 数分で家電登録が完了
- iPhoneならコントロールセンターから直接操作可能
レビューでも「思った以上に簡単だった」「アプリが分かりやすい」といった声が多く、初心者でも安心して導入できる点は大きなメリットです。
設置場所や電源の工夫ポイント
一方で、導入時に注意したい点もあります。
- 電源アダプターが付属しないため、USB Type-Aの5V/2Aアダプターを別途用意する必要あり
- 赤外線リモコンの性質上、家電とH110の間に障害物があると反応が悪くなる
- 設置場所は「リビング」や「エアコンの近く」など、赤外線が届きやすい位置がベスト
注意点 | 対策 |
---|---|
電源アダプターが別売 | 5V/2AのUSB Type-Aアダプターを用意 |
赤外線が遮られると操作不可 | 見通しの良い場所に設置 |
設置場所の工夫が必要 | リビング・エアコン周辺がおすすめ |
電源と設置位置さえ工夫すれば、ストレスなく使えます。
H2: よくある質問(FAQ)
Q1: Tapo H110はどんな古い家電でも操作できる?
赤外線リモコン対応であれば古い家電でも操作可能。
ただし一部の特殊な信号方式を採用している機種は対応外の場合があるようです。
その場合は、リモコンボタンを学習させるカスタム登録機能で解決することができます。
Q2: Tapo H110はインターネットがなくても使える?
外部ネットワークがなくても、同一LAN内であれば操作できます。
オフライン時も基本的なリモコン操作は可能で、インターネット接続があれば外出先からの遠隔操作やクラウド連携機能が利用できます。
Q3: スマホ以外でも操作できる?
はい。
Tapo H110はSiri、Alexa、Googleアシスタントに対応しているため、音声コマンドでも操作できます。
iPhoneではコントロールセンターやショートカットに対応しているので、アプリを開かずに操作できるのも便利です!
Q4: 複数の部屋や家電を同時に操作できる?
可能です。
Tapoアプリ上で複数デバイスをグループ化すれば「一括オン・オフ」や「シーン設定」で複数の家電を同時に制御できます。
リビングと寝室のエアコンをまとめてオフにするなど、生活パターンに合わせた使い方が可能に!
まとめ|Tapo H110で生活をもっと便利にスマート化
Tapo H110は、テレビ・エアコン・照明など赤外線リモコン対応家電をひとまとめに操作できるスマートハブです。
- 設定は数分で完了:初心者でも迷わない簡単ステップ
- 操作方法が豊富:iPhoneのコントロールセンターや音声アシスタントからも操作可能
- 自動化対応:スケジュールやセンサー連携で、省エネと快適性を両立
価格は約3,980円と手頃で、スマートホーム入門にピッタリ。
おすすめの人 | 理由 |
---|---|
スマートホーム初心者 | 設定が簡単で価格も手頃 |
家電をまとめて管理したい人 | 複数のリモコンを1台に集約可能 |
コスパを重視する人 | SwitchBotハブ2の半額以下で導入可能 |
省エネ生活を目指す人 | 温湿度センサー連携で効率的に節電 |
まとめると、Tapo H110は「シンプルに、でもしっかり便利」を叶えてくれるスマートリモコン。
スマートホームを始めてみたい方には、まず最初に選びたい1台です。