TP-Linkより発売されている「Tapo C220」を、実際に使用した感想もあわせてレビューさせていただきます。
このカメラは、手軽にスマートセキュリティを構築できるカメラとなっており、家庭内の安全を守るための強力なツールとなるでしょう。
機能面では、高解像度のビデオ、ナイトビジョン、モーション検出、双方向オーディオ通信など多くの機能を備えてますが、実際の使い勝手がどうなのかも気になるところです。
この記事ではTapo C220の設定から実用性までを徹底的に解説しており、スマートセキュリティカメラがどのように役立つのかといった、実用性や利便性について掘り下げていきます。
ぜひレビュー読み進めてみてください。
この記事は、TP-Link様より提供のもと記事を執筆しております。
実際に使ってみた：Tapo C220の実用性をレビュー
実際にTapo C220を使用してみた感想と、その実用性についてレビューしていきます。
Tapo C220の特徴と魅力
公式サイト：TP-Link / Twitter：@tplinkjapan
製品ページ：「Tapo C220」
| カテゴリ | 仕様 |
|---|---|
| 価格 | 6,300円(Amazon価格) |
| イメージセンサー | 1/3” |
| 動作範囲 | 水平方向に360º 垂直方向に114ºの首振りが可能 |
| ナイトビジョン | 夜間や薄暗い場所でも最長10m先まで 映し出すことができます。 |
| スマートAI検知 | AIが多彩な動きやイベントを検知して アプリを通じてお知らせします。 |
| 解像度 | 2K 4MP QHD（2560×1440 px） |
| 音声コントロール | GoogleアシスタントやAmazon Alexaと連携 することでハンズフリーで映像を確認する ことができます。 |
| フレームレート | 15/20/25/30 fps (Default 15fps) |
| デジタルズーム | 12x |
| 動画圧縮 | H.264 |
| パッケージ内容 | Tapo C220本体 電源アダプター（約3m） かんたん設定ガイド 取り付け用ネジ 取り付け用アンカー 位置決めシール カメラ土台 |
TP-LinkのTapo C220は使いやすさと高性能を兼ね備えており、手軽にセキュリティ面を強化できるカメラです。
2K QHD/4MPの解像度により、昼夜を問わずクリアな映像を提供してくれ、いつでもどこからでも家の安全を確認しすることができます。
どれくらいきれいにな画質？
こちらはアプリで操作している画面です。
操作も感覚でできるくらい簡単で、カメラや動画の撮影や音声での通話もこの画面行うことが可能です。
Tapo C220は2K QHD映像ということで、かなり細かい映像も鮮明に映し出してくれます。
明るいシーンではかなりくっきりとした高画質で映像を記録することができました。
時計の文字もはっきりわかるため、ペットや子供を見守る目的であれば十分な画質でです。
上の操作画面でスマホを指で拡大すれば、上記の画像レベルまで寄りで捉えることができます。
画質荒くはなりますが、ペットなどが遠い場所にいる場合でもある程度寄りで様子を覗うことも可能です。
間接的な明かりも何もなく真っ暗な状態で撮影しましたが、奥のほうまでわかるくらいきれいに撮影ができているので、夜寝ているお子さんの様子や、ペットの夜中の活動などを把握することも問題なく可能でしょう。
動画の滑らかさとさ
参考までに、実際に動画での撮影も行った上で滑らかさもみていきましょう。
猫の動画を直撮りしたものですが、結構鮮明に映っていたので掲載しておきます。
記事へ載せるため、多少なり画質は荒くなっていますが、動画自体は非常になめらかです。
ペットなどの速い動きも十分カバーできる滑らかさなので、ふとしたシーンでも保存して見返す際にも満足のいく映像クオリティではないかと思います。
音声についてのレビュー
双方通話機能が備わっているため、画面越しに音声のやり取りを行うことができます。
音質に関しては聞き取りずらいということはないものの、クリアかといえばそこまでではありません。
対人での通話は普通にできるので、最低限やり取りができるものというところです。
Tapo C220とTapo C200の比較
Tapo C200を所持しているので、Tapo C220と比較させていただきました。
大きな違いはTapo C220は2K QHD（2560 x 1440ピクセル）、Tapo C200の1080pフルHD（1920 x 1080ピクセル）という解像度に違いがあります。
外観
外観の見た目はほぼ同じで、背面のスピーカー部分がやや異なっています。
本体の重さはTapo C220が190.8gで、Tapo C200が187.0gとこちらも大きく変わりませんでした。
画質の違い
Tapo C220(上)は2K QHD（400万画素）、Tapo C200(下)は1080P HD（200万画素）なので、結構違いが見られます。
上の比較画像では少々わかりにくいかもしれませんが、色味もTapo C220のほうがきれいではっきりしていますね。
動画の違い
どちらも滑らかさがありますが、比較するとTapo C220のほうが映像につぶれが少なくきれいさがあります。
動画のレンガ部分をよく見てみると、つぶれ具合の差がわかるのではないでしょうか。
どれくらいの撮影ができるのかというイメージが伝われば幸いです。
そのほかの多彩な機能について
モーション検出とアラート通知
家の周りでの不審な動きや変化を検知する「モーション検出機能」が搭載されています。
不審な人物などが移ったら、リアルタイムでスマートフォンに通知を送ることも可能です。
異常な音の検知も可能となっており、赤ちゃんが泣きだしたりした声を検知することもできます。
人物なのか動物なのかといった
必要に応じてスマホへお知らせするようなこともできるので、外出中でも家の安全やペットの様子などを常に把握することができるので非常に便利な機能です。
360℃のパンチルト機能
水平方向に360°、垂直方向に114°の範囲で映像をみることができます。
横の首振りが360°可能なので、配置のしやすさも悩みにくい点はうれしいポイントではないでしょうか。
自動追尾機能が搭載
スマートトラッキングにより、ペットや小さいお子さんの動きに合わせて自動で追尾してくれます。
とくに、外出先でペットの様子などを視聴したい場合などはかなり重宝する機能でしょう。
しかも水平方向に360°、垂直方向に114°の範囲で首振りができるので、広い範囲で確認が可能です。
ゾーンの指定
アクティビティゾーン・プライバシーゾーンという設定があり、それぞれ任意によってカスタマイズできます。
アクティビティゾーン
アクティビティゾーンを指定することで、指定したエリアでの通知を行う。
プライバシーゾーン
指定したエリアを録画しないように設定する。
こういった細かい設定により、独自のカスタマイズを行うことが可能です。
双方向オーディオでの通信
カメラ本体には双方向オーディオ機能が備わっているため、カメラを通じて直接話すことができます。
たとえば、家の中へ設置しておくことで、外出先から家族とコミュニケーションを取ることも可能ですし、不審者に対して警告を発することも可能です。
Tapo C220の設定ガイド
設定はスマホアプリを使用して行います。
設定の流れ
- Tapoアプリをダウンロード
- アプリにログイン
アプリを開き、ログインします。
TP-Link IDがなければ作成しましょう。 - カメラの設定
アプリの指示に従って設定します。
アプリでは下のように手順を指示してくれます。
上記はアプリでの作業手順の一部ですが、アプリの操作で難しい点もないため5～10分程度で設定を終えることができます。
まとめ
今回はTP-Link様より提供していただいた元、「Tapo C220」の性能や、実用性について詳しくレビューさせていただきました。
実際に使用してみて、改めて感じた点を下記へまとめます。
- 一目で状況が確認できるクリアな映像
- 設定が簡単で使い勝手が良い
- 水平360°の範囲で映像を映すことができるため配置場所を選ばない
- セキュリティの強化に役立つ
- フレームレートが30fpsまで対応
映像がきれい、モーション検出、双方向オーディオ通信といった多機能により、自宅のセキュリティ強化に役立つ製品で、赤ちゃんなどの小さいお子さんや、ペットを飼われている方にとっては最適な製品です。
スマートホームセキュリティカメラを探している方は、最適な解決策として検討することができるものになると思います。
映像においては2K QHDによるきれいさと滑らかさがあり、画像や動画として保存も可能な点はこのTapo C220の大きなポイント。
これまで発売されている製品では15fpsだったフレームレートが、最大30fpsまでに対応となっているところもうれしいところです。
設定も簡単で使い勝手がよく、スマホを当たり前に使う現代においては難しいと感じる方もいないのではないでしょうか。
低コストで始められるというのも魅力で、どのような方にも利便性が高い製品でした。
逆に気になった点としては、双方向オーディオ通信での音声のクリアさが物足りないという点程度です。
やり取りはできますが、もう少しクリアだとうれしいところ。
TP-Link Tapo C220は手軽に家庭のセキュリティ効果が見込めるので、選択肢の一つとして検討できる製品だと感じています。