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ガジェット レビュー

ドアホンのおすすめ:TP-Link「Tapo D230S1」工事不要で自分で取り付けできます。

室内から来客対応をすることができる「ドアホン」を紹介いたします。

最近ではカメラがついているものが一般的になっており、来客時に相手を確認できるというのは重要です。

そして今回、TP-LinkよりTapoシリーズ初のスマートドアホン「Tapo D230S1」というカメラ付きスマートドアホンキットが発売されており、使用させていただける機会をいただいたので、実際に設置してレビューさせていただきます。

レビューする上で重要視している点は下のような部分です。

  • モニターの映像について
  • 来客の気づきやすさ
  • 応答のしやすさ
  • 取り付け・設定のしやすさ
  • そのほか機能面について

「Tapo D230S1」の特徴は下のようなものです。

Tapo D230Sの特徴

  • スマホで来客対応できる
  • 家にいなくても遠隔で対応可能
  • 高画質なライブ映像で確認可能
  • 夜間でも鮮明なカラー映像
  • 工事不要で自分で取り付けができる
  • AIが人物や車両を認識し、必要に応じて通知可能
  • ドアホンの取り外しを検知する盗難防止アラーム搭載

画質も綺麗で必要なものはしっかり搭載されており、ドアホンを設置するのも非常に簡単でスムーズに行えました。

ドアホンの交換や購入を検討されている方は、ぜひレビューを参考にしてみてください。

この記事はTP-Link様より提供のもと執筆しております。

TP-Link「Tapo D230S1」製品情報

公式サイト:TP-Link / X:@tplinkjapan
製品ページ:「Tapo D230S1

「Tapo D230S1」に関する基本的な製品情報やスペックを記載しました。

製品情報

プロトコル[ドアホン] 
IEEE 802.11b/g/nベース 2.4GHz(ドアホン接続専用)
※ドアホンをWi-Fiルーターへ直接接続はできません。

[ハブ] 
RJ-45 100Mbps LANポート
※ハブのみ搭載、システムのインターネット接続用

4GB~512GBのSDHCまたはSDXCカード(SDカードには非対応)・DHCPで運用された有線LANネットワークによるインターネット接続
※ドアホン~ハブ間は無線、ハブ~インターネットは有線LANで接続します。
解像度2K 5MP(2560 × 1920px)
レンズF/NO:2.1
視野角対角160°
ナイトビジョン850nm IR LED(最長約7.6m)
フレームレート15fps
音声通話双方向通話
寸法ドアホン:46×54.5×35.5mm
ハブ:71.45×71.45×31.25mm
防塵・防水規格IP64
保証期間1年間

【パッケージ内容】

  • Tapo D230(ドアホン)
  • Tapo H200(ハブ)
  • Tapo A100(バッテリー)
  • DC電源アダプター
  • LANケーブル
  • USBアダプター
  • USBアダプターケーブル
  • 取り付け用ねじ&アンカー×2
  • 3Mシール
  • 取り付け用位置決めシール
  • 台座
  • 角度調整用パーツ(15°)
  • ドアベル取り外し用ピン
  • かんたん設定ガイド

※microSDカードは別売りです。

特徴・スペック

  • 高画質ライブ映像:スターライトセンサーと2K 5MPの高解像度によって、暗がりでもクリアな映像をお届け。
  • カラーナイトビジョン:スポットライトとスターライトセンサーで、夜間でも鮮明なカラー映像をお届け。
  • 頭から手元までチェック:来訪者の姿を把握しやすいように、160°の広い視野角と4:3の画面比率を採用。
  • アングル調整も:ドアホンの設置角度を調整するためのパーツも同梱されており、環境に合わせながらより柔軟に取り付け可能。
  • 長持ちバッテリー:低電力プロトコルを採用したバッテリーにより長期間の動作が可能。
  • スマートAI検知&通知:AIが人物や車両を認識し、必要に応じてユーザーへお知らせ。
  • 手軽に応対:アプリに録音した応答メッセージや、双方向通話機能を使って宅配便や来訪者に対応可能。
  • 柔軟なストレージ:ハブに取り付けたmicroSDカード(最大512GB)またはTapo Care のクラウドストレージサービスを使用して録画映像を保存可能。
  • 盗難防止アラーム:ドアホンを取り外そうとしているのを検知すると警告を出す。
  • IP64準拠:ほこりや雨にも強いIP64の防水&防塵性能が搭載。

映像の画質や性能について

昼間の映像

昼間の映像は2K 5MPの高解像度で非常に綺麗でクリアな映像が映し出されました。

顔が写った写真は用意しておりませんが、人物の顔もしっかり映されるためパッと見ただけで誰かがわかります。

参考までにですが、私の自宅に備わっている玄関モニターの映像を撮影したものを、比較対象として用意しました。

左の画像と「Tapo D230S1」の画像を比べると解像度の高さがわかると思います。

「Tapo D230S1」ではより鮮明に訪問者の情報がわかったり、視野角の広い映像を記録することができました。

夜間の映像

「Tapo D230S1」はスポットライトとスターライトセンサーを搭載しているため、夜間の来客でもしっかり相手の情報を受け取ることができます。

「Tapo D230S1」で夜間に撮影した画像です。

周りに光はほとんどなく月明かりがある程度ですが、しっかり撮影できていました。

ライトオフ時では白黒ですが、人物もはっきり把握できるほど綺麗に撮影できています。

ライトオン時はカラーでクリアな映像で記録できており、人物の顔なども確認できるほど綺麗です。

映像の滑らかさ

「Tapo D230S1」のフレームレートは15fpsとなっています。

実際に「Tapo D230S1」で撮影した動画を撮影しました。

車が通った時を撮影したものですが、解像度が高いこともあって綺麗さを保ったまま撮影できています。
※全体が映らないよう加工しています。

車の動きもドアホンのモニターとしては十分滑らかで綺麗に撮れているので、来客時の撮影でも15fpsであれば十分なことがわかりました。

こちらは試しに「Tapo D230S1」を持って少し歩きながら撮影した映像です。

「Tapo D230S1」は基本的に定点で撮影するものなのであまり参考にならないかもしれませんが、滑らかさを見ていただくために用意しております。

手ブレなどが影響して解像度が落ちますが、滑らかさは十分であることが伝わるのではないでしょうか。

「Tapo D230S1」の映像の滑らかさは問題ないと言えるでしょう。

来客の気づきやすさ・応答のしやすさ

ドアホンで重要な来客時の「気づきやすさ」と「応答のしやすさ」をまとめました。

音での気づきやすさ

来客された方がドアホンを押すと、ほぼ同時にハブとスマホから設定された音が鳴ります。

左はアプリの設定画面ですが、音の種類や音量の設定もできますし、ハブ側から音が鳴らない設定なども可能です。

何度かドアホンを押して試しましたが、誤作動で音が鳴らないということもなかったので、家の中にいても問題なく来客に気づくことはできそうでした。

スマホの通知による気づきやすさ

来客された方がインターホンを押したと同時に、ハブからの音とスマホから音が鳴り、スマホへの通知も行われていました

スマホではロックした状態でも画面に通知が行われます。

こちらも通知がされないようなこともなかったので、すぐにスマホから来客の対応を行うことができました。

スマホでの通知は、使用しているスマホ側で通知をさせるかどうか設定する必要があります。

設定していない場合は、スマホでの通知自体がされないので注意してみてください。

音声の綺麗さ

「Tapo D230S1」での音声でのやり取りは、聞き取りにくいということはありませんでしたが、必要最低限と言ったところです。

もう少し音声が良ければと言ったところではありますが、来客対応程度であれば問題なくできますし、相手の声が聞き取りにくかったり音が途切れてしまうようなこともないため、そこまでの不満ではありません。

こういった点から、自宅にいても来客に気づかないまま対応をし損ねるということはないでしょう。

非常に重要な点なので、この部分がしっかりしているのは安心できるポイントとなりました。

ちなみにAI検知での通知も可能なので、ドアホンが鳴らなくても人を検知した場合などにもスマホへ通知する設定もできます。

不審者の確認や盗難防止にも役立つ機能なので、この点も良いポイントとなるでしょう。

在宅を悟られず居留守はできる?

よくわからない来客時には、対応したくない場合もあると思います。

こちら側から一方的に相手が誰なのかを確認し、対応するかどうか自分で選ぶことができるかも重要です。

「Tapo D230S1」ではその点も問題ありませんでした。

来客された方がインターホンを押すと、スマホへ通知が行われますが、通知をタップしてもすぐに対応に移るわけではありません。

左の画像のようにスマホの通知をタップしても、音声通話を行うかどうか自分で選択できるため、対応したくない場合も不在を装うこともできます。

勧誘らしき人物とはそもそも対応したくないと思いますので、そういった際もうまく活用できそうです。

工事不要で自分で取り付け可能

「Tapo D230S1」は工事不要で、自分でも簡単に取り付けができる点も魅力の一つです。

取り付け方法は2つあります。

1つはシールで壁面に貼り付ける方法で、専用のシールが付属しているので、本体と壁面をシールのみで設置することが可能です。

もう一つは壁にネジで固定する方法で、設置したい場所にドリルで穴を開け、付属しているネジで固定します。

角度調整用のパーツも付属しているので、家の環境によって柔軟に取り付けができます。

「Tapo D230S1」のおすすめポイント

映像や気づきやすさなどを中心にまとめましたが、そのほかにも「Tapo D230S1」のおすすめポイントをまとめておきます。

遠隔での来客対応もOK

スマホへの通知は自宅にいない時でも受け取ることができます。

外出中でも来客と通話でやり取りできたり、録音した応答メッセージなど定型文で対応することが可能です。

定型文で応答できる

クイック応答という機能を使うことで、自動で音声を相手に伝えることができます。

あらかじめ用意されている定型分から使用することができますが、自身で録音した音声を使用することも可能です。

盗難防止アラーム機能付き

設置したドアホンを取り外そうとしているのを検知する機能が備わっており、検知すると警告を出すことができます。

長時間に対応したバッテリー

「Tapo D230S1」は6700mAhで、最大180日間の長持ちバッテリーです。

バッテリーはドアホン本体から取り外すことができ、充電して何度も使うことも可能です。

人通りが多ければそれだけバッテリーは短くなりますが、郊外の一軒家といった環境であれば半年は充電なしで持ってくれます。

「Tapo D230S1」の気になった点について

「Tapo D230S1」を実際に使用してみた上で気になった点をまとめておきます。

まずはやはり20,000円弱(Amazon価格)という値段の高さです。

Amazonで「ドアホン」というワードで検索してみると、ほとんどが10,000円前後のものが多いため、20,000円弱のドアホンは少し手が届きにくく感じました。

もう一点は、ハブ側でLANケーブルでの接続を必要とするところ。

AC電源が必須ですし、その上ハブ側にLANケーブルでの接続が必要な点があるため、設置場所を選ぶと思います。

まとめ

今回TP-Link様より発売のスマートドアホンキット「Tapo D230S1」を、提供していただいたもとレビューさせていただきました。

映像の綺麗さや滑らかさ、来客時の気づきやすさなど詳しく解説したので製品の良さなど伝わったのではないでしょうか。

もちろん個人的に気になった点もしっかりまとめさせていただいています。

ドアホンを買い替えるということはなかなか機会としては少ないですが、ワンランク上のドアホンの選択肢として「Tapo D230S1」をチェックしてみてください。

自宅のドアホンやインターホンを見直したい方はぜひ購入の選択肢になれば幸いです。

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