BIGBIG WON Blitz2のコントローラー設定でよくわからないと感じる部分があると思います。
とくにスティックセンター、スティックエッジ、安定化係数の数値はどのような効果があるかパッとわかりにくいので、この記事ではこれらの設定項目をわかりやすく解説しました。
※センターゲインポイントについては直感的でわかりやすいと思うので今回は省きました。
実際にApex Legendsで試しつつまとめているので、ApexプレイヤーをはじめとするFPSゲーマーの方は参考にしていただけるかと思います。
自分に合った設定のヒントや、注意すべきポイントもまとめているのでBlitz2を使いこなしたい人はぜひ読み進めてみてください。
スティックセンターの効果と設定

※スティックセンターの項目はうまく機能しない場合があります。
スティックセンターはデッドゾーンの設定の部分と思われがちですが、調べたところ「デッドゾーン設定」と「ドリフト補正」両方の役割を持つ項目で、ドリフト対策の調整もできるようです。
本来ならですが。。。
というのも、実際にアプリで色々調整しても、ドリフト対策としてはうまく機能しませんでした。
※もしかしたらうまく反映する方もいるかもしれません。
私の場合はうまく反映しなかったので「0」に設定しています。
なので、以下の解説はうまく機能する場合という体でまとめているので、その点に注意して内容を読んでみてください。
※今後のソフトウェアアップデートなどで使えるようになる可能性もあります。
👉BIGBIG WON Blitz2 レビュー|APEXで使い倒して分かった強みや設定のコツ
純正コントローラーなどを使用している方でドリフトが気になる場合、ゲーム内設定のデッドゾーンなどで仕方なく調整している人も多いと思います。
Blitz2は、このアプリのスティックセンターの設定でドリフトのみの調整ができるようなので、正常に調整できるのであればかなり重宝する設定項目でしょう。
個人的にはこの項目が上手く機能するようになってほしいところです。
ただ、Blitz2はキャリブレーション機能も備わっているので、その機能でドリフトを減少させることができます。
さらに「センターゲインポイント」でも調整できるので、ドリフトの悩みやストレスはほとんどありません。
スティックエッジについて解説

スティックエッジは、スティックをどれくらい外側まで倒したときに“最大入力”として反応するかを決める設定です。
わかりやすく画像を用意して説明します。
スティックエッジの数値による効果

画像左(0の場合)
- 0の数値は一般的な設定。
- 濃いグレーの幅(最大入力値)が狭く、スティックを本当に端までしっかり倒さないと最大入力にならない。
- 最大入力が出にくいので、細かい操作や微調整がしやすい。
画像右(50の場合)
- 濃いグレーの幅(最大入力値)が50の値分大きくなっています。
- この濃いグレーの部分にスティックが入ると最大入力判定となる。
- ようするに、少しスティックを外側に倒しただけで最大入力で視点が動く。
仮に、Apexでスティックエッジを50に設定した場合、感度が非常に高く感じます。
ちなみに感度自体が速くなるわけではありません。
エイムアシストがかかる範囲での最大入力値の感度も変わらないです。
数値をマイナスにした場合の解説

スティックエッジを‐50にした設定の画像を用意しました。
スティックエッジの数値をマイナスにした場合は、最後のギリギリまで倒さないと最大入力値にはならないようでした。
そして、グラフの縦軸(出力)が最大値まで届いていない(=最大感度が抑えられている)という事になります。
なので、感度自体の微調整がこのスティックエッジの項目で行えるという事です。
安定化係数とはどのような効果がある?
BIGBIG WON Blitz2のアプリにある安定化係数は、Apex LegendsのようなFPSゲームでエイム(照準合わせ)や視点移動を安定させるための設定項目です。
主に以下のような効果があります。
効果
- 手ブレやスティックの細かい揺れを抑えてくれる
→ たとえばリコイル制御や細かいエイム時、スティックをちょっと震わせただけで視点がガタガタ動くのを防げます。 - 意図しない揺れをソフトで自動補正するので、指の力加減が安定しないという人に特に効果的です。
「Apexでエイムがブレて敵に弾が当たらない」と感じる人や、細かい調整が苦手といった方にはありがたい設定項目。
安定化係数を最大/最小に設定しても遅延にはほぼ影響なしと報告されているので、積極的に試して調整したい項目ですね。

設定値 | 特徴・おすすめ用途 |
---|---|
-10 ~ 0(低め) | ダイレクトな操作・細かな動きを優先したい上級者向け。 手ブレもそのまま反映されやすい。 |
0(標準) | 多くのユーザーに最適なバランス。フィルターは軽め。 |
1 ~ +10(高め) | エイム時の細かい揺れや手ブレが気になる方におすすめ。 安定感重視で操作が滑らかになる。 |
「自分の入力をそのまま100%反映したい!」という上級者やプロ志向の人は、安定化係数を下げめ(または0)にして自分の操作感を最優先するケースも多いです。
この項目も実際に数値を試しながら調整すべきポイントです。
よくある質問(FAQ)
最後にBIGBIG WON Blitz2でよくありそうな項目を質問形式でまとめました。
以下もぜひ読んでみてください。
👉BIGBIG WON Blitz2 レビュー|APEXで使い倒して分かった強みや設定のコツ
デッドゾーンを「0」にしても大丈夫?
デッドゾーンを0にすると細かい操作がしやすくなりますが、コントローラーによってはドリフト(勝手に動く現象)が出やすくなる場合があります。
ドリフトをなくしたい場合は「キャリブレーション」と「センターゲインポイント」を活用することでかなり抑えることが可能です。
スティックエッジはどんな時に調整する?
基本設定は0でOKですが、素早く全開入力したいときはプラス側、繊細な動きを重視したいときはマイナス側に設定すると良いです。
自分のプレイスタイルに合わせて調整するのがおすすめです。
設定がうまく反映されないことはありますか?
一部の設定はコントローラーやアプリの状態によってうまく反映されないことがあります。
再キャリブレーションやアップデート、デフォルトに戻す方法も試してみてください。
安定化係数は上げた方がいいの?
エイムや視点を安定させたいなら上げる、ダイレクトな操作感を重視するなら下げるのがおすすめです。
自分に合う数値を見つけてください。
設定を変えてもエイムアシストの効き方は変わりますか?
エイムアシストの強さは変わりません。
設定を変えてもエイムアシスト自体の強さは変わりませんが、体感レベルでアシストの効き方が強く感じるという可能性はあります。