SOUNDPEATSより発売されている「Capsule3 Pro」のレビューをまとめました。
発売から半年以上しっかり使っており、製品の良し悪しについて把握しておりますので参考にしていただけるのではないでしょうか。
SOUNDPEATSの製品はコスパの良い製品という印象が強いですが、「Capsule3 Pro」を実際に使った上で使用感や音質を重視してレビューをまとめているので、購入する場合の参考にしていただければと思います。
「Capsule3 Pro」の主な特徴です。
Capsule3 Pro
- Hi-Res認定ワイヤレスイヤホン
- LDACコーデック対応
- 7000円台のコスパ最強ワイヤレスイヤホン
- カナル型完全ワイヤレス
- アクティブノイズキャンセリング機能搭載
- アプリでのイコライザー調整可能
「Capsule3 Pro」製品情報
公式サイト:SOUNDPEATS / X:@SOUNDPEATS_JP
製品ページ:「Capsule3 Pro」
カラー | ブラック・ホワイト 透明白・透明黒 |
タイプ | カナル型 |
対応コーデック | LDAC / SBC / AAC |
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
最大再生時間 | 8時間 ※充電ケース併用時52時間 |
サイズ | ケース 50m×67mm×26mm |
重量 | イヤホン片耳:4.7g ケース込み:42g |
充電端子 | USB-C |
パッケージ内容 | イヤホン本体 充電ケース イヤホン本体 |
Capsule3 Proは、価格7000円台でLDAC対応とアクティブノイズキャンセリング(ANC)を備えた、非常にコスパの良い完全ワイヤレスイヤホンです。
外観デザイン
外観はブラックカラーのモデルで、ケースの仕上がりはマットな質感が特徴です。
高級感があり、指紋も付きにくいので日常的に使いやすいデザインです。ケースのサイズはややかさばりますが、重さは50gを切っており、ポケットに入れても持ち運びやすいと感じました。
内側はプラスチック感がありますね。
イヤホン本体も同様にマットな仕上げで、ピンクゴールドのアクセントが高級感を引き立てます。上部にはノイズキャンセリング用のマイク、内側には通話用マイクが装備されています。
音質について
音の良さや綺麗さ
Capsule3 Proの音質は低音が強調されており、迫力あるサウンドが特徴です。
中音域の解像度も高く、ボーカルや楽器の音が明瞭に聴こえます。高音については、若干物足りなさがあるものの、アプリのイコライザーを使えば調整可能です。
LDAC対応のため、対応デバイスで接続すればさらに高音質で音楽を楽しめます。
普段使用している1万円超えの有線モニターイヤホンと比べても、Capsule3 Proの音質は十分優秀だったので、価格以上の満足感が得られるでしょう。
マイク音質について
実際にLINE通話などでも試してみましたが、正直マイク音声に関しては音質が良いとは言えません。
マイクのピックアップが良いため、相手が聞こえにくいということはなかったですが、聞き手側には違和感があるということが言われました。
iPhone購入時についているEarPodsのマイク方が聞きやすいようなので、この点が改善されていくとよりおすすめしたい製品になりますね。
ノイズキャンセリングの性能
Capsule3 Proには「最大43dB」のノイズキャンセリング機能が搭載されており、この価格帯では驚異的な性能です。
通勤時やカフェなどの雑音が多い場所でも、音楽に集中できるレベルのノイズ低減効果があります。
音楽を再生しない状態では、周囲の音が少し聞こえるものの、十分なノイズキャンセリング性能です。
外音取り込みモードについて
カナル型イヤホンでありながら、「外音取り込みモード」を搭載しているため、周囲の音を聞く必要がある際にも安心して使用できます。周囲の会話やアナウンスなどをクリアに拾えるので、イヤホンを外さなくても会話が可能です。
周りの音が自然に耳に入ってくるので、使いやすさは良い感じでした。
集音して流される音も比較的素直だと認識しています。
操作性について
主な操作は下の表のようになっています。
音量アップ | 左をタップ |
音量ダウン | 右をタップ |
曲送り | 右側を1.5秒長押し |
曲戻し | 左側を1.5秒長押し |
着信受話|通話終了 再生|再生一時停止 | 左右いずれかを2回タップ |
音声アシスタント | 左を3回タップ |
ゲームモード | 右を3回タップ |
モード切り替え (ANC|通常|外音取り込み) | 1.5秒長押し |
操作自体は簡単なので、使用していればすぐになれてきます。
ですが、AppleのAir Pods Proなどを使用している方は操作に迷いを感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
操作性に関しては一点問題がありまして、半年以上使っても「曲送り」に関してはストレスを感じます。
曲を飛ばすたびに1.5秒の長押しが必要なので、サクサク曲を飛ばせないのはこの製品の残念な点の一つではないでしょうか。
SOUNDPEATS「Capsule3 Pro」メリットデメリット
おすすめできるポイントや気になったポイントをまとめました。
メリット
- 価格以上の音質:低音の迫力と中音域のクリアさが特徴。LDAC対応で高音質が楽しめる。
- ノイズキャンセリング機能:この価格帯としては十分すぎる性能を発揮。
- 外観デザイン:マットな質感で高級感があり、指紋が付きにくい。
- アプリでのイコライザー調整:音質のカスタマイズが簡単に行える。
デメリット
- ワイヤレス充電非対応:この価格帯としては標準的ですが、利便性に欠けると感じるかもしれません。
- マイク音質:通話相手には問題なく聞こえるが、聞き手側に若干の違和感あり。
- 操作性:曲送りなど一部の操作がストレスになることがある。
コスパ最強とも言われる「Capsule3 Pro」ですが、正直まさにその通りだと思いますね。
発売当初でも定価8,480円と安い価格設定でしたが、現在ではAmazonであれば7,000円台で購入できます。
タイムセール期間中であれば7,208円という価格でした。興味がある方はチェックしてみましょう。
ちなみにSOUNDPEATSよりリリースされている「GoFree2」という耳に掛けるタイプのイヤホンのレビューもさせていただいています。
「GoFree2」も「Capsule3 pro」と同価格帯なので購入対象の一つとしてチェックしてみてください。
まとめ
今回はSOUNDPEATS Capsule3 Proのレビューをお届けしました。この価格帯で、LDAC対応、ノイズキャンセリング機能、アプリでのイコライザー調整が可能なワイヤレスイヤホンは、非常にコスパが良いです。
音質重視の方にとっても納得のいく製品であり、特に低音が強調されたサウンドが好きな方にはおすすめです。
Capsule3 Proは、価格以上の音質や性能を求める方にとって非常に魅力的な選択肢になります。ぜひ購入を検討してみてください。