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「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」重さ63gのマウスをレビュー!

これまで私はLogicool製品のキーボード・ヘッドセットなどを使用してきましたが、今回は「G PRO X SUPERLIGHT」という軽すぎるゲーミングマウスを購入したのでいろいろ試してレビューをまとめてみました。

普段使用しているマウスもLogicool製品ではありますが、ゲーミングマウスではなく作業用なのでそちらとの違いについても書きましたので是非参考にしてみてください!

「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」製品情報と特徴

本体サイズ高さ: 125.0mm
幅: 63.5mm
奥行き: 40.0mm
重量: <63g
技術仕様POWERPLAY対応
LIGHTSPEEDワイヤレス テクノロジー
オンボード メモリ 1
クリック テンショニング システム
ゼロ添加物PTFEフィート
5個のボタン
トラッキングセンサー: HERO™
解像度: 100~25,600dpi
最大加速: >40 G 
最大速度: 400 IPS
ゼロスムージング/アクセラレーション/フィルタリング
感応度USBレポートレート: 1ms(1000Hz)
マイクロプロセッサ: 32ビットARM
電池寿命連続動作: 70時間

パッケージ内容

  • 製品本体
  • LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー
  • 充電/データケーブル
  • レシーバー延長アダプター
  • グリップテープ(オプション)
  • ワイピングクロス(グリップテープ準備用)
  • PTFEフィート付きレシーバーカバー(オプション)
  • 取扱説明書、保証規定、保証規定

外観紹介

外観は見た目だけで言うと一般的なマウスと大きく変わらず、ボタンの数も5つと非常にシンプルなタイプ。

普段私が作業用に使用しているLogicoolの「MX ANYWHERE 2S」と比較すると、見た目は「G PRO X SUPERLIGHT」の方が回りほど大きく感じました。

質感について

軽さが売りな分質感がどうなのか気になるところでしたが、見た目では安っぽさを感じません。

表面もサラサラしているタイプで、指紋がつきにくい点も考えられていて個人的にはポイントが高く感じています。

強度に関しては何とも言えませんが、軽さを求めて設計されている分落としてしまうと割れそうな印象は多少なりあります。

続いて使用感についてレビューしてきます。

G PRO X SUPERLIGHTの使用感

持った感じの大きさや重さについて

私の場合「MX ANYWHERE 2S」を使用していたということもあり、持った瞬間「大きい」と感じました。

それもそのはずで、G PRO X SUPERLIGHTが125.0 x 63.5 x 40.0mmという大きさに対してMX ANYWHERE 2Sは100.3 x 61.6 x 34.4mmと数値だけ見ても結構大きな差があります。

重さもMX ANYWHERE 2Sが105gに対してG PRO X SUPERLIGHTは60.8g(グリップテープを貼ると約62g)なので、持った感触としてはこれまでと全く別のマウスという印象でした。

ただ、G PRO X SUPERLIGHTの大きさに関しては一般的なマウスの大きさの部類になります。

私の場合は手が少し小さめということでMX ANYWHERE 2Sを選んで使用していたので、マウスの大きさにギャップを感じたというところですね。

かといって実際に使っていても操作がしにくいだとか、そういった不快感を感じていることはなかったです。

一般的な手のサイズの方にとっては違和感なく使用できるマウスですが、特殊な持ち方をする方や形状が違うマウスを使用している方にとっては少々違和感を感じるタイプかもしれません。

あくまで標準的でシンプルなマウスといった印象です。

なので、手が極端に小さくなければ使いやすいマウスと言えるでしょう。

重さに関してはG PRO X SUPERLIGHTの売りである分、めちゃくちゃ軽さを感じます。

中身空っぽじゃないの?と思えるほどでした。

クリック感・音について

左右のクリックボタン

クリック音は少し低めで、音の大きさはやや大きいといった感じ。

うるさいわけではありませんが、MX ANYWHERE 2Sと比べると少し大きいといったところ。

左右のクリック感は、押し込みも浅く押しやすいです。

少しだけ重さがあるため、クリックの誤爆もしにくく連打もしやすい感触でした。

全体的にはMX ANYWHERE 2SからG PRO X SUPERLIGHTの方がクリックが重いという印象。

MX ANYWHERE 2Sと比べるとより全体的に押す力が必要に感じました。

持ち方によってクリック感が異なるため、できれば実際に触ってみて判断したいですね。

サイドボタン

サイドボタンは少し出っ張りがあるため指の感覚でしっかり把握でき、配置も邪魔にならず押したい時に押せます。

押し込み感は直感的ではなくやや遊びがある感じなので少し押し込むという感覚。

個人的にはもう少し直感的で遊びが少ないと嬉しかったですね。

おそらく操作中に当たってしまうような考慮がされているのだと思いますが、配置的に問題がないので押し込む際の遊びがなければ完璧でした。

滑りやすさについて

まず、G PRO X SUPERLIGHTには標準でPTFEフィート付きレシーバーカバーがついています。

本体へ装着されている標準のカバーの方が滑りやすく、付属しているPTFEフィートの方が摩擦が増える分やや滑りにくくなっています。

使用した感じは好みが分かれそうな印象でした。

マウス形状からして前側と後ろ側で滑りやすさが違い、標準の方は後ろ側の滑りが良いです。

PTFEフィートのソールの方を装着すると摩擦が増え全体のバランスがとれるので、実際に使用して感触として良い方を選んでみてください。

持ち方による違い

G PRO X SUPERLIGHTはシンプルな形状から、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちのどれにも比較的使用できるタイプのマウスです。

つまみ持ち

つまみ持ちをされる方には適しているマウスだと思います。

つまみ持ちをされる方はマウスの重さによってずれてくるような場面があると思いますが、G PRO X SUPERLIGHTの軽さはそういった面でかなりストレスが少なくなるのではないでしょうか。

持ち上げて動かす場面でも軽い分つまみ持ちでも軽々動かせます。

つかみ持ち

マウスの後方に高さがある程度あるため、手のひらがマウスの後方に固定しやすく自然に配置ができ操作が安定します。

マウスの両サイドの凹みのおかげでグリップ感があり全体的にバランスよく持つことができる印象でした。

もう一回り大きさが小さければよりフィット感があってよかったかもしれません。

かぶせ持ち

かぶせ持ちでも使えますが、右対称マウスなのでエルゴノミクス形状と比べるとフィット感はありません。

手が大きな方にとっては窮屈に感じる可能性がありますが、逆に手の小さい方は手のひらに隙間がなくフィットする可能性も。

遅延について

ワイヤレスマウスですが、遅延を全く感じません。

比較する対象としては少し悪いですが、これまで作業用として使用していたマウスとは比べ物にならないほど直感的に操作ができます。

FPSゲームで例えると、G PRO X SUPERLIGHTは視点が直感的なのに対して、作業用で使用しているMX ANYWHERE 2Sはほんの少し視点が遅れてくるような印象です。

こういったゲームではこのズレがかなり影響が大きいのを改めて感じました。

ゲームでの使用感

いろいろなゲームをプレイしてみましたが、APEXのような体力がある程度多いFPSゲームなどには向いていると感じました。

例えば、振り向いてすぐに敵に照準を合わせるようなシーンでは適していると思います。

追いエイムなどにも向いていますし、特に敵へ瞬時にエイムを合わせるフリックエイムなどを行う場合はかなりプレイしやすいマウスではないでしょうか。

逆にVALORANTのように精度が重要なゲームには向いていません。

精度を重視したい場合はある程度マウスに重さがある方が安定するので、普段プレイするゲームによってはG PRO X SUPERLIGHTが合わない可能性もあります。

慣れれば問題ないという可能性もありますが、そういった良し悪しがある点は考慮して選んでみてください。

ゲーミングマウスとの違い

今回初めてゲーミングマウスを使用したのですが、普段作業しているマウスと比較すると操作感が別物です。

「遅延について」の方にも書きましたが、やっぱり遅延があると無いという違いがかなり大きく感じられますね。

直感的な操作が可能になるので、操作自体の正確性が増します。

FPSなどのゲームでは特に違いが感じやすく、銃を射撃した際に起こるリコイル(反動)が直感的に行ったマウス操作が反映される分操作がしやすいです。

ゲーミングマウスの違いとは少しそれますが、G PRO X SUPERLIGHTに限っては重さがかなり軽量なモデルということもあり、疲れもかなり軽減されます。

手のひらが痛くなるようなことも少なく長時間にも向いていました。

もう少し詳しくは別の記事へ書いているので興味があれば参考にしてみてください。
ゲーミングマウスとは?普通のマウスとの違い

G PRO X SUPERLIGHTの良い点・悪い点

良かった点

ポイント

  • とにかく軽い
  • 遅延が少ない
  • バッテリーが70時間持つ
  • グリップテープがついている
  • ワイヤレス充電も可能
  • G HUBで様々な設定ができる

軽さはもちろんですが、バッテリーの持ちも70時間とかなりアップしているようです。

標準でグリップテープがついている点も良く、貼り付けておけば本体の側面の塗装がはがれにくくなります。

ソフトウェアG HUBを使用してボタン割り当てやDPSの設定なども行えるので、自分好みの設定も可能な点は良い点です。

別売のワイヤレス充電が可能なマウスパッドを使えば、充電のストレスからも解放されます。

悪かった点

ポイント

  • 価格が17,000円ほどと高め
  • USB端子がTypeB
  • サイドボタンの押し感が微妙
  • DPIボタンがない
  • ソールの質が平凡
  • 軽すぎるという可能性も
  • ボタンは最低限の5つ

価格が高めな分性能は良いと思いますが、ソールの質がそこまでいいものではない点は少し残念でした。

USB端子がTypeBというとこ炉も個人的には使い勝手が悪く、TypeCだと嬉しかった点です。

DPIボタンは人によっては切り替えボタンがあった方が良かったのかもしれませんが、軽量化のために省かれているのかもしれません。

ボタンの数も人によってはもっと欲しい場合もあると思いますので、悪い点とは思いませんが人を選ぶと思います。

まとめ

数か月使用してみましたがかなり重宝しています。

初めてゲーミングマウスを使う分大きく変化を感じたため、素人目線になっているかも知れませんが率直な感想で記事を書かせていただきました。

これまでゲームをする際でも作業用のマウスを使っていましたが、G PRO X SUPERLIGHTを使いだしてからは手の疲れがかなり減っています。

FPSゲームに関してはあまりやっていませんでしたが、操作感が直感的になったことで初弾などの当て感はアップしたハズ。

少々高い買い物でしたが、軽さと操作感も良く満足な製品です。

今回はGHUBに関しては記載していないので、改めて記載できるタイミングがあれば追記させていただきます。

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