今回はSteelSeriesのソフトウェア「SteelSeries GG SONAR」をつかってVALORANTに適した音の設定を作ってみました。
CoDやApexなどはおすすめなイコライザー設定がたくさん紹介されていますが、VALORANTではあまり見当たらなかったため今回是非参考にしてもらえたら幸いです。
今回「SteelSeries GG SONAR」を使用して紹介していますが、このSONARというソフトウェアに関して知らない方は是非この機会に試してみてください。
無料で音質めちゃくちゃ変化します。
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注意点
簡単な注意点を先に書いておきます。
今回VALORANTに適したイコライザー設定を紹介していますが、使用しているイヤホンやヘッドホン・ヘッドセットによって音質が異なる可能性があります。
大体の雰囲気は同じになりますが、低音が強めの製品だったり中高音が重視された製品などがあるため、紹介しているイコライザー設定でも私の環境とはすこし異なる音質になる可能性があることは理解しておいてもらえたら幸いです。
自分が使用するデバイスがそもそもどのような音質化を知った上で、低音強めの製品である場合は低音域を下げるといった形で対応してみてください。
もう一点はソフトウェアは無料ですが、会員登録が必須です。
詳しくは「SteelSeries GG SONAR」登録の流れの方へまとめているのでそちらを参考に。
>ダウンロードはこちら(SteelSeries 公式サイト)
VALORANTのオーディオ設定について?
先にオーディオ設定の方を説明しておきます。
大事なのは下の項目です。
ポイント
- 全体のボリューム
- SEボリューム
基本的にSEボリュームは最大数値にしておくことが基本になっているようですね。
足音や銃声などの大事な音がこのSEボリュームなので、この値は最大にしておきましょう。
続いて全体ボリュームですが、ここはすべての音声全体の大きさを調整する項目なので任意の値でよいと思います。
プロの方々も半分程度の数値にしているなどもいたりと人それぞれです。
「頭部伝達関数(HRTF)を有効にする」という項目は「敵が出した音の方向や距離」に影響があるようですが、ここに関しても結構プレイヤーによって個人差があるようです。
この点も実際にプレイして聞きながらどちらがいいか試してみましょう。
その他のBGMの音量などは好みでOK。
「スピーカー」はステレオが推薦です。
ゲーム内のオーディオ設定に関しては以上となります。
SONARでのVALORANT用イコライザー設定
いろいろ試して聞きやすかったイコライザー設定を用意してみました。
イコライザー設定
足音が聞こえにくい方向けの設定になっています。
VALORANTでは、低めの足音や高めの足音があり、それぞれの音が聞き取りやすい周波数帯を上げている設定です。
足音は120Hz付近と250Hz付近、そして1.6KHz付近と2KHz付近だったので、その辺りを強調しています。
ここだけ調整しても音がこもり気味に聞こえてしまっていたので、高音域の数値もやや上げて聞きやすく設定しました。
高音域が刺さりすぎる場合は下げてみてください。
「SPATIAL AUDIO」では没入感を下げるためにパフォーマンスの方へ寄せ、距離を20程度にしています。
「SPATIAL AUDIO」をオンにした設定は正直聞けば聞くほどわからなくなってしまうので、オフでも全然問題はありません。
ちなみに足音と環境音が非常に近い周波数帯になっているため、環境音が気になる場合は足音と同じ周波数帯付近を下げ気味にするなど調整してみましょう。
このイコライザー設定は足音が鳴る周波数帯を強調したものなので、この設定を基準に自分の音を探すという形で試してみてください。
SPATIAL AUDIOについて
「SteelSeries GG SONAR」にはSPATIAL AUDIOという設定項目があり、没入感や音がする距離感を変えることができます。
VALORANTのようなFPSゲームの場合は没入感を強くすると音の場所が曖昧になってしまうため、基本的に推薦されていないためパフォーマンスの方へ下げておくのが一般的です。
距離に関しては好みになると思うので、音を聞きつつゲージを動かして試すのが良いでしょう。
難しいことを考えたくない方はオフでもまったく問題ありません。
VALORANT専用のプリセットも用意されている
「SteelSeries GG SONAR」のイコライザーには、あらかじめVALORANTに適した設定が施されているプリセットを使うこともできます。
こちらはFaZe所属のBabyBatさんのVALORANT用セッティングです。
全体的に波形が私が設定したイコライザーとすこし似ていました。
こちらもプロ選手が使用している設定ということもありおすすめです。
プリセットから選ぶだけというのも簡単なのでいいですね。
まとめ
今回は「SteelSeries GG SONAR」を使ったVALORANTのイコライザー設定を紹介しました。
SONARでの設定として消化しましたが、波形に関してはどのようなイコライザーでも対応できるので、もしMixAmpやGameDacなどをお持ちの方は、そちらで似たような設定を施すのも良いでしょう。
この「SteelSeries GG SONAR」はあくまでPCでしか使用できないのですが、MixAmpやGameDacといったアンプを持っていない方でも無料ですぐに使えるという点がめちゃくちゃおすすめなので、少し音質をいじってみたいという方は是非試してみてください。
ゲームだけでなく音楽用に設定して保存することもできます!