SOUNDPEATSより発売されている、耳をふさがないオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「GoFree2」。その音質、装着感、そしてマルチポイント接続など、機能面も豊富なこの製品について詳しくレビューしていきます。
VGP 2024で金賞を受賞したこのイヤホンの魅力を、実際の使用感とともにご紹介します。
結論から言うと、SOUNDPEATS GoFree2は、クリアな音質と快適な装着感を両立し、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。
これからイヤホンを買い替える方にとって、ぜひ参考になるはずです。
SOUNDPEATS様より提供いただき執筆をしています。
SOUNDPEATS GoFree2のスペックと特徴|高性能イヤホンの実力とは?
SOUNDPEATS GoFree2は、手ごろな価格ながら非常に多機能で高品質なイヤホンです。特に以下のポイントがユーザーから高評価を受けています。
ポイント
- 16.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、強力な低音とクリアな中高音を実現
- IPX5の防水性能により、汗や雨にも耐えられ、スポーツやランニングに最適
- 最大35時間のバッテリー持続時間で、長時間の使用が可能
- Bluetooth 5.3対応で、接続の安定性も抜群
- マルチポイント接続機能を搭載し、PCやスマホを同時に接続可能
価格は7,880円と非常に手ごろでありながら、これだけの機能が詰まっている点は驚きです。
SOUNDPEATS GoFree2の詳細スペック
公式サイト:SOUNDPEATS / X:@SOUNDPEATS_JP
製品ページ:「GoFree2」
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | SOUNDPEATS GoFree2 |
価格 | 約7,880円 |
ドライバー | 16.2mm ダイナミックドライバー |
接続方法 | Bluetooth 5.3 |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー持続時間 | 9時間(イヤホン単体) |
充電ケース含む使用時間 | 最大35時間 |
コーデック | SBC、AAC、LDAC |
クーポンコードについて
- 5%OFFクーポンコード:GoFree2Z650
- ※ 販売ページクーポンの併用は可能です。
- 対象商品:SOUNDPEATS GoFree2
- 有効期限:2024/06/30 23:59JSTまで
- 通常価格:7880円
- 商品URL:http://www.amazon.co.jp/dp/B0CPY4HM7T
注意事項
———————————
※ カートからご購入手続きに進んだ後、クーポンコード「GoFree2Z650」をご入力ください。
※ クーポンコードの前後や内部にスペースを追加しないでください。
※ 在庫状況等の事情により、予定より早く終了する可能性がございます。
———————————
GoFree2の外観レビュー|シンプルで使いやすいデザイン
SOUNDPEATS GoFree2は、シンプルかつ高級感のある外観が特徴。黒を基調としたケースは、表面が滑らかで指紋がつきにくい設計となっています。
サイズはやや大きめ(厚み28.9mm)で、ポケットに入れると少しかさばる点はありますが、カバンに入れて持ち運ぶ分には問題ありません。
イヤホン本体はマット仕上げで高級感があり、安っぽさは感じません。装着感も非常に良く長時間の使用でも耳に負担がかからない設計です。
SOUNDPEATS GoFree2の音質レビュー|クリアな高音と迫力の低音
今回私はハイレゾ音源での検証はできないので、iPhoneで一般的な音源を視聴した際の音質でレビューさせていただきます。
SOUNDPEATS GoFree2は、オープンイヤー型ながら音質に妥協はありません。特に、低音の厚みと中高音のクリアさが大きな特徴です。
特徴
- 低音は、16.2mmのダイナミックドライバーによって力強く響き、音楽の迫力を感じられます。
- 中高音も非常にクリアで、ボーカルや楽器の細かい音までしっかりと表現されています。
アプリでイコライザー設定を行うことで、さらに自分好みの音質にカスタマイズ可能です。例えば、低音を強調したい場合はプリセットを使って簡単に設定できます。
イヤホン音質|オープンイヤーの実力を検証
耳に掛けるオープンイヤー型でありながら、音の厚みと迫力を感じられる音質が特徴です。耳を塞がないという特性上、音質が軽くなることを懸念していましたが、実際に使ってみるとその心配は全くなく、安定した音質を提供してくれていました。
音楽をしばらく聴いてみましたが、中高音も鮮明でありクリアな音でバランスが取れています。
何より低音がしっかり効いていることには驚きました。
普段はカナル型のイヤホンを使用していますが、それでもしっかり音圧を感じられるので、単純に耳を塞がないのにすごいなという印象です。
また、アプリを使ってイコライザー調整ができるので、自分好みの音質にカスタマイズも可能なのは良いところでしょう。
ノイズキャンセリング機能はオープンイヤーのため非対応となっていますが、ノイズリダクション技術という周囲の騒音を低減する機能が備わっています。
このイヤホンの大きな特徴である「耳を塞がない」こというから外部音も自然に聞き取れるので、来客に気づくことや外出時の環境音なども入ってきます。
ただ、あまり音を大きくしすぎると音漏れが生じるので、大音量で音楽を聴く際は周りにの環境などに注意する必要があるでしょう。
GoFree2のマイク音質|通話時の評価と実際の使用感
GoFree2のマイクの音質は、EarPodsとGoFree2それぞれで録音して比較しました。
以下のような違いがあります。
GoFree 2
iPhone
聞いていただいた通り、GoFree2のほうはかなり音のピックアップが小さいことがわかります。
この点が通話などでどう影響するか気になったので、通話相手に伺ったところ通話では聞き取りにくいといったことはないと言われました。
マイク音質に関してですが、電話で相手側にEarPodsとGoFree2ではどちらの声が良いか伺ったところ、GoFree2の声のほうがいいといわれました。
私が収録した音声を聴く限りは、GoFree2のほうはややこもった様に聞こえますが、GoFree2のほうが良く聞こえたという方もいるため、通話などのやり取りは問題なくできる性能だということは言えるでしょう。
マルチポイント接続でPCやスマホと同時に接続可能
SOUNDPEATS GoFree2は、マルチポイント接続機能を備えており、スマホやPCなど複数のデバイスを同時に接続できます。この機能を使えば、PCで音楽を聴いている途中に、スマホの着信にもシームレスに対応できます。
設定は非常に簡単で、アプリからマルチポイント接続をオンにするだけで、快適に複数のデバイスを使いこなせます。
この機能を使うにはアプリで設定をONにする必要がありますが、一度設定してしまえばとても快適です。
SOUNDPEATS GoFree2の装着感|長時間使用でも快適な理由とは?
GoFree2の装着感は抜群で、長時間の使用でも耳が痛くなりません。オープンイヤー型の設計により耳を完全にふさがず通気性が良いので、スポーツやランニングにも最適です。
実際に8時間以上の連続使用を行いましたが、蒸れたり痛くなることはありませんでした。装着も簡単で、耳から外れにくい設計が施されているため、アクティブな場面でも安心して使えます。
耳への装着は簡単で、ある程度フィット感もあって耳から外れにくくなっています。
ただ、私の場合は普段からカナル型のイヤホンを使用しているため、最初はこのイヤホンの装着感に対して違和感を感じました。
耳にハマるという感覚がないため、イヤホンをつけてないような印象なので少し不思議でしたが、数時間使用していればとくに気にはなりません。
感覚としてはイヤホンをしていないのに音が聴けるという感じですね。
ゲームモードの実力|低遅延でゲームを楽しむためのポイント
SOUNDPEATS GoFree2にはゲームモードが搭載されており、低遅延でゲームを楽しむことができます。Bluetooth接続にありがちな音のズレが気になる方も、このモードを使うことで快適にプレイ可能です。
音ゲーやオンラインゲームでの遅延がほとんど感じられず、映像と音声がしっかり同期しているため、ストレスなくゲームに集中できます。
ただ、もちろん音ゲーのようなシビアなゲームを行う場合、有線の製品と比べるとほんの少し感じるかもしれません。
ペアリングの簡単さと接続安定性|GoFree2のBluetooth性能を検証
ペアリングは非常に簡単でした。
接続するスマホやPCのBluetoothをONにすると「SOUNDPEATS GoFree 2」という表記がデバイスに表示されるので、上記のように「接続済み」となればOKです。
一度ペアリングを行えば、次回以降ケースから取り出すと自動的にデバイスと接続されるので、手間がかからず便利です。
接続は非常に安定しており、Bluetooth 5.3に対応しているため、途切れることなく音楽や通話を楽しめます。
GoFree2のアプリ機能|イコライザー設定とカスタマイズ方法
SOUNDPEATS GoFree2は、専用アプリを通じてイコライザー設定を行うことができます。
これにより、低音や中高音のバランスを自分好みに調整可能です。プリセットも用意されており、簡単に設定を変更できるため、音楽ジャンルに合わせたカスタマイズが楽しめます。
GoFree2のイコライザー設定|自分好みの音質に調整
アプリ内のイコライザー設定を使って、音質を細かく調整することができます。低音を強調したり、中高音をクリアにするなど、好みに合わせた音質に簡単にカスタマイズできるのが魅力です。
イコライザーに関してどのように調整すればいいかわからない場合は、あらかじめ用意されているプリセットから選ぶのも良いでしょう。
目的ごとにイコライザーが調整されているプリセットが複数用意されていました。
それぞれしっかり音質が変わるので、好みのものを選んで音楽や動画を楽しむことができます。
ちなみにアダプティブイコライザーという自分の耳の聞こえ方に合わせて調整してくれる機能がありますが、私は音の聴き心地が悪くなってしまったのでこの機能は使用していません。
GoFree2の総合評価:メリット・デメリット
SOUNDPEATS GoFree2は、価格に対して非常に高い性能を提供するイヤホンでした。普段使いやスポーツ、さらにはゲームまで幅広く対応できるオールラウンドな製品です。
普段は1万5千円程度のモニターイヤホンを使用していますが、このGoFree2でも全然満足できる音質で音楽や動画を楽しむことができます。
改めてメリットとデメリットとして下記へポイントを解説しておきます。
メリット
- 7,000円という価格帯にしてはコスパ◎
- 耳に掛けないイヤホンなのにしっかり音に厚みがある
- イコライザーによる音質調整の幅が広い
- 装着感が良く蒸れが生じない、耳が痛くなることもない
- スマホとPCなどのようにマルチで接続が可能
デメリット
- ケースが大きい
- 耳の外から音を発するタイプなので、音量を上げすぎると音漏れが起こる
- イヤホン本体でのタッチ操作はやや慣れが必要。
音量操作などは少しスムーズさがないのでストレスを感じる場面も。 - マルチ接続時は片方ずつしか音が流れない
- マルチポイントではLDACでの接続ができない
デメリットもいくつかありました。
個人的にはカバンをあまりもたないので、ケースの大きさがもう少し小さいと良かったですね。
全体として、SOUNDPEATS GoFree2は日常使いに最適なオープンイヤーイヤホンで、コストパフォーマンスも非常に高いです。もしイヤホンの買い替えを検討している方は、ぜひこのレビューを参考にしてみてください。
ちなみに、SOUNDPEATSからリリースされているイヤホンとして、同じ価格帯の「Capsule3 Pro」というイヤホンもレビューしています。