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ルーターのおすすめ:「TP-Link Archer AXE5400」レビュー!ネット回線速度や設定紹介【Wi-Fi 6E対応】

TP-Link Archer AXE5400のレビュー

TP-Linkより発売されているWi-Fi 6Eルーター「Archer AXE5400」をレビューさせていただきます。

TP-Link Archer AXE5400は、最新のWi-Fi 6E技術を搭載したルーターであり、高速かつ安定したインターネット接続を求めるユーザーにとって理想的な選択肢の一つです。

この記事ではArcher AXE5400の魅力に迫っており、設定方法や実際の使用感、ネット回線速度がどれくらい出るのかについて詳しく解説しています。

私自身TP-LinkのArcherシリーズはこれまで複数使用していることもあり、それぞれと比較した回答も可能なのでより参考になるのではないでしょうか。

「Archer AXE5400」の大きなポイントは「Wi-Fi 6E対応」という点になると思いますが、このWi-Fi 6E対応という部分についても詳しく解説しているので、是非読み進めてみてください。

この記事は、TP-Link様より提供のもと記事を執筆しております。

Wi-Fi 6E対応で何が変わる?

Wi-Fi 6E対応により、これまでにない速度と安定性を実現することができますが、どのような違いがあるのかを詳しく解説してきます。

Wi-Fi 6Eとは、従来の2.4GHzや5GHz帯域に加え、6GHz帯域を利用することが可能になることでより広い通信帯域と低遅延を実現する技術です。

これによって、同時に多くのデバイスが接続されている場合でも、一つ一つのデバイスに高速で安定した接続を提供することができるようになります。

ただし、使用するPCやスマホなどの端末がWi-Fi 6Eへ対応している必要があります。

Wi-Fi 6Eに対応している端末は増えてきてはいるものの、まだまだ普及率はそこまで高くありません。

※iPhoneでは15Proシリーズ(iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro Max)のみ対応(2024年2月現在)
最新情報を確認してください

そのため、Wi-Fi 6Eの性能を最大限生かすには、デバイス側が対応しているかどうかも注意する必要があります。

TP-Link Archer AXE5400の概要

TP-Link Archer AXE5400のレビュー

公式サイト:TP-Link / Twitter:@tplinkjapan
製品ページ:「Archer AXE5400」

Archer AXE5400はWi-Fi 6E対応により、これまでにない速度と安定性を実現しています。

同時に多くのデバイスが接続されても、一つ一つのデバイスに高速で安定した接続を提供することが可能になるため、とくに多くのデバイスをインターネットに接続する家庭にとって最適な選択と言えるでしょう。

スペックや特徴

TP-Link Archer AXE5400
価格12,580円 (税込)
(Amazon価格:要確認)
規格IEEE 802.11ax(6GHz)
IEEE 802.11ax/ac/n/a(5GH)
IEEE 802.11ax/n/b/g(2.4GHz)
Wi-Fi速度AXE5400
6GHz:2402Mbps(802.11ax)
5GHz:2402Mbps(802.11ax)
2.4GHz:574Mbps(802.11ax)
Wi-Fi範囲4LDK
高性能アンテナ×4
複数のアンテナが信号を増幅させより多くの方向と広いエリアをカバーします

ビームフォーミング
クライアントに無線信号を集中させWi-Fi範囲を拡大します

高性能FEM
送信パワーを改善し信号範囲を強化します
Wi-Fi性能最上クラス(Very High)
トライバンド
最適なパフォーマンスを得るためにデバイスを異なる帯域へ割り当てます

OFDMA
複数のWi-Fi 6対応クライアントと同時に通信します

エアタイムフェアネス
帯域の過度な占有を制限することによりネットワーク効率を向上させます

DFS
電波干渉の少ないDFS帯を利用できます

6ストリーム
デバイスをより多くの帯域幅に接続させます
Wi-Fi暗号化WPA
WPA2
WPA3
WPA/WPA2-Enterprise (802.1x)
ネットワークセキュリティSPIファイアウォール
アクセスコントロール
IP & MACバインディング
アプリケーション層ゲートウェイ

HomeShieldセキュリティ
リアルタイムIoT保護
悪意のあるサイトのブロック
侵入防止システム
DDoS攻撃の防止
ホームネットワークスキャナー
動作モードルーターモード
ブリッジモード(アクセスポイントモード)
有線ポート2.5Gbps WAN/LANポート×1
ギガビットWAN/LANポート×1
ギガビットLANポート×3
EasyMeshEasyMesh互換
EasyMeshデバイスと連携させることでシームレスなメッシュネットワークを構築できます。
最大接続可能台数100台
寸法189 × 59 × 200 mm
パッケージ内容・Archer AXE5400本体
電源アダプター
・LANケーブル
・かんたん設定ガイド

パッケージ内容は必要十分なものしか入っていません。

接続も悩むことなく、ややこしさもないので簡単です。

外観について

外観の見た目はTP-Link Archerの縦置きシリーズと同じですね。

アンテナが内蔵タイプのすっきりした見た目は変わりなく健在です。

縦置きする際は下の裏側へスタンドを取り付けることができるようになっており、背面にもスタンドを取り付けられる穴が設計されています。

サイズは189 × 59 × 200 mmで、「AX80」や「AX73」と同じ大きさでした。

TP-Link Archer AXE5400のレビュー

背面にスタンドを設置すれば、壁にかけて配置することもできます。

縦置きでの設置もよいですが、置く場所に困った場合は壁にかける方法もいいですね。

これまでレビューさせていただいたArcherシリーズのルーターはシルバーのロゴでしたが、「Archer AXE5400」はゴールドです。

WPSボタンはこれまでのシリーズ同様に、表のLEDランプ部分に配置されています。

ポート類は以下の通りです。

  • 2.5Gbps WAN/LANポート×1
  • ギガビットWAN/LANポート×1
  • ギガビットLANポート×3
  • リセットボタン
    (10秒長押しで初期化)
  • 電源ON/OFFボタン

2.5Gbpsポートと1Gbpsポート備わっているので、ご契約されているインターネット回線を最大限生かすことができます。

そのほかにも3つLANポートがあるため柔軟に使用することが可能です。

ネット回線速度と安定性のレビュー

TP-Link Archer AXE5400

今回もこれまでのように「Archer AXE5400」を実際に使用したネット環境での実測値をみていきます。

もちろんWi-Fi接続での検証です。

計測した環境は3LDKであり、ルーターは2階の角部屋へ設置しています。

回線情報

ルーターの目の前での計測値

ルーター本体の目の前で計測した数値は下記のとおりです。

同時接続台数が7台での回線速度となっています。

5GHz帯では下りが450~500Mbpsで、2.4GHz帯では80〜100Mbps付近の数値が出ていました。

さすがに目の前ということもあり十分な速度が出ており、途切れることもなく安定して接続ができています。

目の前で計測した場合は「Archer AXE5400」に限らず、ほかのArcherシリーズでも数値が400Mbps以上出ることが多いです。

ただ、数値的にはこれまで使用してきたArcherシリーズの中でも上位の数値でした。

ルーターから最も遠い部屋での計測値

同じく同時接続台数は7台での回線速度となっています。

障害物が影響しやすい5GHz帯での数値は150~200Mbps付近で安定していました。

前回レビューした「Archer AX23V」の数値は53Mbpsほどだったことから、そちらの製品と比較すると広範囲に届いていることがわかります。

「Archer AXE5400」であれば、3LDKほどの広さの家では通信の途切れも気にせず余裕をもって利用できるルーターの一つとなりそうです。

回線速度と安定性の結論

5GHz帯の回線速度に関しては先ほどの項目でまとめましたが、ルーターから最も距離がある部屋での2.4GHz帯でのネット回線速度も、50Mbps以上の数値で安定していました。

部屋の障害物多く、5GHz帯でのネット回線が届きずらいことが懸念される場合でも十分カバーできる数値なので、2.4GHz帯の通信も満足度が高いことがわかります。

試しに家の外に出て、道路を一つ挟んだ場所(家から約15mほど)で計測してみたところ、5GHz帯でも100Mbpsほどの数値が出ていました。

かなり広くWi-Fiの距離が広がっている印象です。

数日しっかり使ってみましたが、5GHz帯・2.4GHz帯どちらも安定した接続でストレスはありませんでした。

3LDKクラスの広さであれば、中継器も必要とせず快適に過ごせるでしょう。

他製品との比較

私がこれまで使用したTP-Link製品のルーターによる数値を元に、比較表を掲載したので確認してみてください。

回線速度ハードウェア最大接続可能数

Archer AXE5400
12,580円(税込)
5GHz帯
・下り:468.6Mbps
・上り:214.3Mbps
2.4GHz帯
・下り:98Mbps
・上り:96Mbps
100台

Archer AX23V
3,977円(税込)
5GHz帯
・下り:360.2Mbps
・上り:206.8Mbps
2.4GHz帯
・下り:109.3Mbps
・上り:104.3Mbps
36台

Archer AX80
13,598円(税込)
5GHz帯
・下り:433.9Mbps
・上り:251.5Mbps
2.4GHz帯
・下り:88.2Mbps
・上り:51.1Mbps
1.6GHzクアッドコアCPU100台

Archer AX73V
12,490円(税込)
5GHz帯
・下り:413.7Mbps
・上り:243.1Mbps
2.4GHz帯
・下り:84.9Mbps
・上り:41.1Mbps
デュアルコアCPU80台

Archer AX73
14,830円(税込)
5GHz帯
・下り:400.4Mbps
・上り:310.5Mbps
2.4GHz帯
・下り:70.2Mbps
・上り:50.1Mbps
1.5GHzトリプルコアCPU80台

Archer AX53
9,500円(税込)
5GHz帯
・下り:320.0Mbps
・上り:290.8Mbps
2.4GHz帯
・下り:63.5Mbps
・上り:43.4Mbps
デュアルコアCPU42台
※価格は2024年2月時のAmazon価格です

私が計測した数値では、「Archer AXE5400」が最も高い数値となったルーターとなりました。

紹介している中では価格が高い部類になりますが、タイムセールなども利用するとかなりお得に購入できるコスパの高い製品です。

Archer AXE5400の設定と導入ガイド

設定はスマホアプリ「Tether」を使用して行います。

下記アプリをダウンロードし、アカウントを作成してアプリの指示に従って進めるだけなので知識がなくても安心です。

TP-Link Tether

TP-Link Tether

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セットアップ

スマホで「Tetherアプリ」をダウンロードしたら、アプリで下記のように設定したいルーターを選びます。

上記のように、順番に手順を進めることができます。

その後は画面の指示通りに進めていくことで、Wi-Fi環境を設定できるでしょう。

初めての方でも設定面ではほとんど迷わないのではないかと思います。

もちろんアプリを使用しない設定方法もありますが、デバイスの管理なども行えますし、何より簡単に設定を進めることができるのでアプリで行うことをお勧めします。

設定が難しいと感じる方は、「かんたん設定ガイド」も同梱されているのでそちらも参考にしましょう。

管理について

アプリでは接続するデバイスの管理を行うこともできます。

  • 接続機器の管理
  • 周波数帯の管理
  • ゲストネットワークの管理など

アプリでは5GHz帯と2.4GHz帯を切り替えたり、「スマートコネクト」という自動で速い回線に切り替えてくれる機能のON/OFFなどの変更も可能です。

そのほかにも接続端末の数を把握できたり、来客した人のスマホなどへ簡単にWi-Fiを共有するようなこともできます。

Archer AXE5400のメリットとデメリット

メリット

メリット項目を下記へまとめました。

良いポイント

  • Wi-Fi 6Eに対応しているルーター
  • 「2.5Gbps WAN/LAN」が搭載
  • 3LDKクラスの広さなら中継器いらずで快適
  • 設定がスマホで簡単に済ませられる
  • 同時接続するデバイスが多くても十分な速度が確保できる

TP-Link Archer AXE5400の最大のメリットは、Wi-Fi 6Eに対応しているところでしょう。

最新の規格でありながら、現在Amazonでは12,580円で購入できる点もコスト的にうれしいポイントです。
(価格はその都度要確認👉Archer AXE5400)

この値段で購入できるのであれば、非常にコスパが良いので是非その都度価格を確認してみてください。

設定のしやすさもTP-Link製品の特長で、スマホで感覚的に済ませられるのもメリットとなるでしょう。

一般家庭で使用する最新規格のルーターとして非常におすすめしやすいルーターです。

デメリット

デメリットとしては、価格がやや高めであることが挙げられます。

Wi-Fi 6Eの最新技術を搭載した製品としては、他製品と比べても妥当な価格ではありますが、必要以上な性能である場合もあるかもしれません。

例えばWi-Fi 6Eに対応していないデバイスしかお持ちでない場合などは、Archer AXE5400の本来の性能を発揮することはできないでしょう。

今後Wi-Fi 6Eに対応するデバイスの使用が見込める場合はArcher AXE5400を推薦できますが、そうでない場合や予算に限りのある方はスペックが少し下のArcher AX23V」なども視野に入れてみると良いと思います。

これらのメリットとデメリットを十分に検討し、自宅のインターネット環境やデバイスの使用状況に合わせて最適な選択をしてみてください。

まとめ

今回はTP-Link様より提供のもと「Archer AXE5400」をレビューさせていただきました。

TP-Link Archer AXE5400は、Wi-Fi 6E対応の高性能ルーターとして、高速で安定したインターネット接続を求めるユーザーに最適な選択の一つとなるのではないでしょうか。

個人的にはネット回線速度と安定性はもちろんですが、かなり広く広範囲なWi-Fi環境を構築できる点がおすすめなポイントとなりました。

初心者でもすぐに感覚で設定ができる点もお勧めしやすいポイントですね。

価格がやや高めという点はありますが、ショップによってはかなり割引された価格で手に入れることもできるようなので、その都度ショップを確認するのが良いでしょう。

本レビュー記事が、Archer AXE5400を選ぶ際の参考になれば幸いです。

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