自宅などのセキュリティを強化したい方に向けて、屋外を夜でも綺麗な映像で収められるセキュリティカメラ「TP-Link Tapo C325WB」を紹介させていただきます。
「Tapo C325WB」はTP-Linkより発売の新製品で、暗闇でもびっくりするほど綺麗なカラー映像が撮影できる「屋外用のセキュリティカメラ」となっており、Wi-Fi (無線)・有線どちらでも接続可能です。
屋外用カメラなので設置がどうしても手軽ではない部分がありますが、設定はアプリで進めるだけなので非常に簡単に終わらせられます。
実際に撮影してみましたが、暗闇でもライトを必要としないほどしっかり映像に残せていました。
撮影した映像写真を用いてレビューしているので、セキュリティ面など機能性と合わせて参考にしていただけます。
Tapo C325WBの特徴
- 2K QHDの解像度と広い視野角で鮮明な映像
- 夜でもスポットライトなしでクリアな映像が撮影可能
- AIによる人物・動物・車両を識別する検知機能
- 設定が非常に簡単
- 無線と有線どちらにも対応
最近はニュースなどで盗難の一部始終の映像が取り上げられることも多く、防犯グッズの売れ行きも伸びています。
「Tapo C325WB」は防犯対策の選択肢の一つとしておすすめしたい製品となりましたので、ぜひ詳細を読み進めてみてください。
この記事は、TP-Link様より提供のもと記事を執筆しております。
TP-Link「Tapo C325WB」はどれくらい綺麗に撮れる?
セキュリティカメラで最も気になるところは、「しっかり綺麗にクリアな映像が撮れるのか?」というところではないでしょうか。
「Tapo C325WB」に搭載されているColorProナイトビジョン機能は、暗闇でのカラー撮影に非常に優秀です。
実際に撮影した映像の写真を用意してレビューしているので、製品の特徴や外観を紹介する前にどのくらい綺麗に撮影できるのかを確認してみてください。
朝に撮影した映像
「Tapo C325WB」はHDR機能も備わっているため、HDRのオン・オフそれぞれの写真を用意しました。
上の写真が「HDRオフ」で下の写真が「HDRオン」です。
どちらも朝8時ごろに撮影した映像ですが、非常に綺麗で解像度の高い映像が撮れていると思います。
明るい時間での撮影では特に問題点はないでしょう。
夜間に撮影した映像
※夜間に撮影する場合は、暗視性能を高めるためにHDRはオフが推薦されています。
一枚目は「Tapo C325WB」本体のスポットライトをオフにした状態で、二枚目はスポットライトをオンにして撮影しました。
深夜に撮影したこともあり、家から漏れるような光もない環境でしたがかなり明るく撮れていると思います。
スポットライトがオフの場合の映像はあまり色鮮やかではないように見えますが、非常に真っ暗な環境で撮影したためです。
街灯など間接的に少しでも明るさがある場所であれば、もっとカラフルで鮮やかに撮影できます。
朝・昼のような明るい時はもちろん、夜間で光がほとんどない暗い場所でもしっかり鮮明に映像として残すことが可能です。
TP-Link「Tapo C325WB」スペック・性能
公式サイト:TP-Link / Twitter:@tplinkjapan
製品ページ:「Tapo C325WB」
詳細 | |
---|---|
製品名 | TP-Link Tapo C325WB |
価格 | ¥12,800 税込(Amazon価格) |
カメラタイプ | 屋外用セキュリティWi-Fiカメラ |
解像度 | 2K QHD (2688x1520) |
視野角 | 127° |
レンズ | F/NO:1.0±5%;焦点距離:4.58mm±5% |
ナイトビジョン | ColorProナイトビジョン - 暗闇でもカラーで映像撮影が可能 |
検知機能 | AIによる人物・動物・車両の検知 検知エリアのカスタマイズも可能 |
防水性能 | IP66規格 - 屋外でも防水・防塵性能を発揮 |
ストレージオプション | ローカル: microSDカード(最大512GB) クラウドストレージ |
音声通話 | 双方向通話 |
パッケージ内容 | Tapo C325WB本体 電源アダプター 取り付け用アンカー 取り付け用ネジ 位置決めシール 防水パッキン 防水アタッチメント かんたん設定ガイド |
ColorProナイトビジョン機能が優秀
「Tapo C325WB」のColorProナイトビジョンという機能は、夜間撮影でもカラーで映像を捉えることが可能な機能です。
2K QHD解像度も合わさり、夜間でもクリアで明るいカラー映像を撮影できます。
暗視撮影は白黒映像が一般的ですが、ColorProナイトビジョンはスポットライトを使用せずにカラーで映し出すことが可能になっており、超低照度の環境でもカラフルな映像を映し出してくれます。
スポットライトや投光器のようにライトの当たる範囲が制限されてないため、より広いエリアを満遍なく明るいカラーで表示できます。
AI検知機能により識別まで可能に
「Tapo C325WB」にはAI検知機能が搭載されています。
以前のモデルである「Tapo C320WS」にも動作検知機能は備わっていましたが、「Tapo C325WB」では夜でも人物・動物・車両の識別が可能になり、虫や光の点滅、葉っぱなどの揺れによる誤警報が軽減されました。
動作検知するエリアの指定も可能なので、必要最低限の通知を受け取ることが可能です。
自分で吹き込んだ音声アラームを設定して警告を出すこともできます。
双方向通話も可能
双方向通話にも対応しているので、カメラから離れている場所にいても対応が可能です。
外出など不在時に宅配便が届いた場合でも、専用アプリを使用することで音声対応することができます。
音質がとても良いわけではありませんが、音のピックアップも良いですし、音量の調節も幅広くできるためやりとりはしっかりできました。
そのほかにも多彩な機能
その他の機能
- 大口径レンズ&大型センサー:F2.0よりも4倍の光量を取り込めるF1.0の大口径レンズと、1/2.7''センサーよりも高感度な1/1.79''センサーが、超低照度の環境でもカラフルな映像を生成をサポートします。
- 安全なローカル&クラウドストレージ:録画映像は、本体に挿入したmcroSDカード(最大512GB)†Tapo Careのクラウドストレージサービスを利用して保存可能です。
- IP66準拠:屋外でも設置可能なIP66の防水&防塵性能を備えています。
- 有線/無線ネットワーク:カメラはWiFi・有線接続が可能なので、設置場所も柔軟に選択可能です。
- 広い視野:最大127°の広い視野で、より広範囲をカバーすることができます。
- 画面付きスマートスピーカーに対応:Amazon AlexaとGoogle Assistantに対応。画面付きのEchoなどといっしょに使うことで、ひと声で簡単にカメラ映像を確認することができます。
TP-Link「Tapo C325WB」外観レビュー
「Tapo C325WB」の外観です。
寸法は148.7 x 137.9 x 90.4 mmで、前のモデルの「Tapo C320WS」より少し全体的に大きくなっています。
電源のアダプターケーブルも3mあるので、私の環境ではコンセントの差し込み口までも余裕がありました。
サイレンも内蔵していますし、照明でのアラート機能も搭載しています。
Wi-Fiでの接続が可能ですが、有線での接続にも対応しています。
パッケージ内容は下の通りです。
Tapo C325WB本体
電源アダプター
取り付け用アンカー
取り付け用ネジ
位置決めシール
防水パッキン
防水アタッチメント
かんたん設定ガイド
初期設定について
初期設定はスマホでアプリを使用して行います。
一通りの設定は5〜10分程度で終わりますし、アプリの画面に従って進めるだけなので簡単に設定が完了します。
アプリをダウンロード
TP-Link Tapo
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設定方法
アプリの画面を見て進めるだけなので特に難しい点はありません。
大まかな流れとして、アプリの画面を用いて一部分から説明しておきます。
アプリを開くとTP-Linkの製品が一覧で表示されるので、該当する製品を選びます。
今回は「Tapo C325WB」なのでそちらを選択。
接続方法は無線で行うため「Wi-Fi」を選択して進めています。
電源アダプターに繋げるだけで本体のLEDが光り始めます。
そして指示通りWi-Fiの設定を進めていくだけで簡単に設定を済ませることができました。
設定方法に関しては、クイックスタートガイドも用意されていますが、アプリを開いて行う方がわかりやすいです。
設置方法について
「Tapo C325WB」は壁に穴を開けて設置するタイプのセキュリティカメラなので、平面に据え置きして利用することはできません。
もし平面で使用したいという場合は、同じくTP-Link製品である「Tapo C110」や「Tapo C225」などがおすすめです。
壁に取り付ける方法に関してもアプリで説明されています。
家の構造上、うまく設置ができない可能性があると思います。
そうった場合は取り付け金具を別途用意し、家の外壁にあるポールに取り付けるのも一つの方法なのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
以上がTP-Link「Tapo C325WB」のレビューとなります。
改めて製品のメリット・デメリットについて下へまとめました。
良かった点
- ColorProの搭載によって、夜なのに昼間のような映像が撮影ができる
- AI検知機能が優秀で、不必要なお知らせが減らせる
- 投光器を必要としないため消費電力の節約にもなる
- アプリでの設定や管理が簡単
- 不在時でも宅配便などの対応が可能
気になった点
- 電源アダプターでの接続なので、設置はやはり一手間かかる
- 価格が少し高い
- 双方向通話の音声はそこまで良くない
映像もしっかり残せていたので、セキュリティ対策としては非常に役立つ製品だというのが率直な感想です。
ColorPro対応とAI検知機能は非常に優秀なので、ここがこの製品の大きなポイントとなります。
TP-Linkさんからは「Tapo C325WB」以外にも複数のセキュリティカメラがありますが、その中でも価格は少し高めですね。
ほかの製品や前のモデルである「Tapo C320WS」などが非常にコスパがいいということもあるので、購入を考えている方はどのような違いがあるかをしっかり確認して選んでみてください。
公式サイト:TP-Link / Twitter:@tplinkjapan
製品ページ:「Tapo C325WB」