「FIFINE AmpliGame H9」は、7.1chサラウンドとノイズキャンセリングマイクを搭載した高性能ゲーミングヘッドセットです。本記事では、その特徴やPCでの設定方法、音質やマイク性能のテスト結果を詳しく比較・解説します。
特に、ゲームプレイにおいてどのような利点があるかを掘り下げて紹介し、他製品との比較もレビューも行っています。
このレビューを通じて、FIFINE AmpliGame H9があなたのゲーム体験の向上に役立てるかどうかを確認してください。
先に製品のポイントをお伝えしておきます。
製品の特徴
- 5,000円台とは思えないマイク音質の良さ(着脱可能)
- FPSゲームに適した音質と定位感
- 7.1chチャンネル対応でRPGなどのゲームにもおすすめ
- 軽量で長時間の使用でも疲れにくい
- リモコン(コントロールパッド)でマイク・サウンドの音量調整が可能
FIFINE AmpliGame H9の機能と特徴
FIFINE AmpliGame H9ヘッドセットの製品に関する情報を表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
接続方法 | 3.5mm TRRSコネクターまたはUSBコネクター |
対応デバイス | 3.5mm: Switch, Xbox, モバイルデバイス, PC USB: PC, PlayStation, Switchドックモード |
重量 | 260g(USBオーディオカード付きで325g) |
ドライバーサイズ | 50mm ダイナミック |
マイク感度 | -43±3dB |
マイクタイプ | 無指向性コンデンサー |
ノイズキャンセリング | 外部ノイズを遮断する機能付き |
サウンド機能 | 7.1chサラウンドサウンド(仮想) 50mmダイナミックドライバー搭載 |
USBオーディオ機能 | 16ビット/48kHz |
軽量設計と快適な装着感|長時間使用でも疲れにくいデザイン
FIFINE AmpliGame H9は、軽量な設計で長時間のゲームプレイでも疲れにくいことが大きな特徴です。
しかし、外観からは高品質には見えないのが正直な感想。
ヘッドセットのフレームは柔軟に調整可能で、フィット感も良好でした。通気性に優れたイヤーパッドが耳を優しく包み込み、蒸れにくい素材を採用しているため装着感も悪くありません。
ただ、もう少し包まれる感じがあると良かったです。
ただ、長時間の使用でも、ストレスを感じることなく快適にプレイできるところは魅力でしょう。
ゲームに最適な音質|7.1chサラウンドと50mmドライバーの威力
このヘッドセットには、強力な50mmドライバーユニットが搭載されており、低音から高音までバランスの取れた音質を提供してくれます。
特にFPSゲームで大事な敵の足音や銃声音も聞き取りやすいことから、立ち回りの優位性にも期待できます。
さらに、USB接続を使用すれば7.1chサラウンドサウンドが有効になり、臨場感あふれる音響体験が可能です。
FIFINE AmpliGame H9の音質とマイク性能レビュー
FPSとRPGでの音質テスト|臨場感あるゲーム体験を提供
FPSゲーム(例:VALORANTやApex Legends)では、敵の位置を正確に把握できる定位感が感じられました。
中高音がやや強めで、とくにApex Legendsでは適している音質だと感じています。
音の厚みはやや物足りないので、低音ゴリゴリな音を好む方には向きません。
RPGでは7.1chサラウンドによる没入感の高いゲーム体験が可能です。低音はやや迫力に物足りなさがあるものの、全体的にバランスがとれていて、どのジャンルのゲームでも優れた音質という評価です。
サラウンド効果もしっかりと感じられ、音が空間的に感じられて没入感があります。
マイク性能比較|Apple EarPodsやAT2050との違い
実際に音声を収録しましたので違いをみていきましょう。
聴いていただいた通り、マイク音質はクリアでこもった感じもスカスカな感じもありません。さすがコンデンサーマイクですね。
マイクが着脱式で稼働の自由度が高いところもこの製品の良さでしょう。
比較用に用意したEarPodsの音声があるので違いがよくわかると思いますが、5,000円クラスのヘッドセットの中でもトップクラスに高音質ではないでしょうか。
さすがにaudio technica AT2050(コンデンサーマイク)の音声には劣りますが、十分すぎる音質です。
ただ一点、無指向性コンデンサーマイクなので周りの音をけっこう拾ってしまいます。静かな環境であれば問題ありませんが、キーボードの打鍵音などは普通に入ってしまいました。
ヘッドセットのマイク音量をできるだけ下げて集音性を抑え、口元にできるだけ近づけるなどの工夫は必要だと思います。
可能であればノイズ抑制などを行うことをおすすめします。
FIFINE AmpliGame H9のPC側設定ガイド
FIFINE AmpliGame H9は、3.5mm TRRSコネクターとUSBコネクターの両方に対応しており、PC、PS5、Switchなど多様なデバイスに簡単に接続可能です。
USB接続を利用する場合、7.1chサラウンドサウンド機能が有効になりますので、PCでの接続方法を紹介しておきます。
USB接続を使用する場合
- ヘッドセットに付属のUSBオーディオカードをPCのUSBポートに差し込みます。
- PCが自動的にヘッドセットを認識し、サウンド設定が自動的に適用されます。
- サウンド設定で「FIFINE AmpliGame H9」を選択し、オーディオデバイスとして設定完了です。
- 7.1chサラウンドサウンドを利用する場合は、サウンドカードに付属するソフトウェアやPCのサウンド設定を使用して有効にしましょう。
3.5mm接続を使用する場合
- ヘッドセットの3.5mmをPCのヘッドホンジャックに差し込みます。
- サウンド設定で「ヘッドホン(FIFINE AmpliGame H9)」を選択します。
- マイクも同様に設定し、使用可能になります。
リモコン付きで|マイク音量調整とサラウンド設定が簡単
FIFINE AmpliGame H9には、USBコントロールボックスが付属しており、これを使ってリモコンのように簡単に音量や7.1chサラウンドサウンドを調整できます。
操作について
- マイク・サウンド音量調整: コントロールボックスのボタンで音量を調整し、ミュートもスライダーで瞬時に操作可能。
- サラウンド設定: 7.1chサラウンドボタンを押すだけで、臨場感のあるサウンド体験に切り替えられます。
このシンプルな操作で、ゲーム中も快適にヘッドセットを使用できます。
FIFINE AmpliGame H9はどんなユーザーにおすすめか?
ゲーマー、ストリーマー、リモートワーカーに最適
FIFINE AmpliGame H9は、特にゲーマーやストリーマー、リモートワーカーに最適です。
ゲームの配信やリモートでお仕事をされる方には特におすすめしやすい製品です。通話のやり取りがクリアに行えるので、相手に伝えるという面で力を発揮します。
軽量設計なので、長時間の使用も疲れにくい点もポイント。
音質はゲームをするという目的であればハイクオリティなので、この価格帯としては性能がかなり良いヘッドセットと言えるでしょう。
FIFINE AmpliGame H9のここがすごい!
ポイント
- コンデンサーマイク搭載でマイク音質がかなり良い
- 軽量設計(260g)で長時間使用しても疲れにくい
- 7.1chサラウンドサウンドで没入感あるゲームプレイが可能
- マイク・サウンドの音量調整がリモコンで簡単に行える
FIFINE AmpliGame H9を最安値で購入する方法
FIFINE AmpliGame H9は、Amazonや楽天市場などで購入可能です。
特に、セールや割引のタイミングを狙うことで、最安値で手に入れるチャンスもあるでしょう。
ショップによって価格が異なる場合があるので、それぞれのお店で確認してみてください。
まとめ:注意点も確認
結論として、「FIFINE AmpliGame H9」はマイク音がスバ抜けて良いヘッドセットでした。
もちろん音質もとがっていないバランスが取れた音質なので、聞き心地も良い十分なクオリティです。
さらには5,000円という低コストで入手できる製品なので、非常に満足度が高い買い物になるものと感じました。
ただ、気になる点として下記の点がポイントは把握しておく必要があります。
注意点
- 外観がやや安っぽく見える
- 無指向性コンデンサーマイクなので、周りの音を拾いやすい
- 3.5mmケーブルで接続する場合は長さが短い
音質、マイク音質に振っている分外観はやや物足りなさはあるものの、製品クオリティは抜群に良いです。
5,000円程度で一つヘッドセットを持っておきたい方は、今回のレビューからに選択肢の一つとして参考にしていただければ幸いです。